レベル・サーティーン(タイオリジナル版) | ホラー映画と発狂女

ホラー映画と発狂女

ホラー、スプラッター、サイコ系映画をメインに観た映画を忘れないよう書いていく雑記帳です。
ネタバレしまくりですのでご注意ください。

 
✂あらすじ(ネタバレ)

楽器の営業をしているプチット。
経済的に困窮し、要領が悪いせいで会社もクビになってしまい失意の底にいるなか1本の電話がかかってくる。
「賞金の掛かったゲームへの参加者として選ばれました」
怪しむプチットであったが電話の主があまりに自分の状況を把握していることに驚く。
第1の試練:目の前にいる蝿を殺すこと。
成功し、口座に入金がされたことを確認するプチット。
第2の試練:先ほど殺した蝿を飲み込むこと。
成功するが仲の良い同僚女性に飲んでいるところを見られドン引きされる。
その後の電話で試練は13あり、一度でも失敗する、自ら脱落、他者に気づかれる、ゲームについて探りを入れる、これらで賞金は全額没収となることを伝えられる。
第3の試練:幼稚園にいる子供3人以上を泣かせること。
幼少期父親に虐待を受けていたフラッシュバック。
第4の試練:物乞いから金を盗む。
一方プチットの被害者たちが警察に集まりだす。
第5の試練:食事として提供された便を食べきること。
子供の頃にイジメを受け、同じように便を食べさせられそうになったフラッシュバック。
第6の試練:チンピラたちから携帯を奪い返すこと。
ここでチンピラを半殺しにし、遂には容疑者としてテレビ報道されてしまう。
第7の試練:井戸に落ちて溺死した独居老人の腐乱死体を引き上げ家族に連絡すること。
第8の試練:パイプ椅子で元彼女のDV彼氏を倒すこと。
元同僚女性はプチットの行動に不信を抱きレベル13のHPを突き止める。
プチットは元彼女に請われ半殺しにした彼氏をタクシーを奪い病院へ搬送。
第9の試練:警察の包囲網をくぐり抜け、病院内にいる協力者を探すこと。
ここで警察の上部から圧力がかかり、捜査は中断される。
第10の試練:病室にいた協力者である痴呆の老婆の支持に従うこと。
付近の道路にワイヤーが張ってあり、プチットは暴走族を停止させようとするが全員体を切断され死亡。
そこに元同僚女性が現れプチットを制止する。
第11の試練:元同僚女性か彼女の飼い犬どちらかを殺せ。
プチットは犬を殺し、自分に関わらないよう警告。
同僚女性は警察に行くがそこにもレベル13の書類が置いてあり、相手にされない。
第12の試練:牛を殺し、その臓腑の中にある鍵を取り出すこと。
取り出した鍵を使い最後の部屋にたどり着くプチット。
元同僚はゲーム主催者が子供あることを知る。
そこにはプチットと母に虐待を繰り返した父親と包丁。
包丁を握るプチットではあったがいい部分もあった父親の思い出で殺すことが出来ず、脱落を宣言。
背景には勝者として父親の名前があり、プチットの腹には深々と包丁がささっていた。
父親もまたレベル13の参加者だった。
倒れ伏すプチットと勝利に歓喜する父。