イエスに草葉の陰から「わしかい!」との
突っ込みをされそうな発言をしてしまった僕ですが
JWおよびキリスト教徒たちが見ているイエスて宗教指導者達によって
作りあげられた人物像だと思うわけです。
高潔な理想を掲げて神の王国を宣べ伝え、政治には全く無関心で
神によってのみもたらされる人々の心の平安と神の王国の実現を
成し遂げようとした高貴な牧者、この一般的なイエスキリストは
信仰の目で見るべき人物で、当時の歴史的、宗教的、政治的背景を
考慮してベツレヘムで生まれたことになっているナザレ人イエスを
見ればまた違った人物像が浮かびあがる。
今日はいつものJW批判記事とはちょっと違った視点で描いてみようと思います。
イエスはどんな人物だったのか
ローマの視点で見れば生かしておくことのできない反逆者
ユダヤ人の視点では当時あまた出現したローマへの反抗が
盛り上がりを見せていた時代の過激思想の社会運動家の一人![]()
実際聖書中にもそうした活動家が何人か登場している。
使徒5章で400人の弟子を引き連れたチウダはローマに捕らえられ斬首
21章で4,000人を引き連れた「エジプト人」なる活動家もローマ軍によってほぼ全員虐殺![]()
その他にもアスロンゲスなる貧しい羊飼いは頭に王冠を乗せ
「ユダヤ人の王」と名乗っていたところ弟子達もろともローマ兵に斬り殺され、
「サマリア人」と呼ばれていた別のメシアになろうとした者は反逆的なことは
何もしていないのにあのポンテオピラトによって十字架刑にされた。
もちろんメシア希望者はこれだけにとどまらず数え上げればキリがない。
そうした個人的な活動家の他に「熱心党」と呼ばれる政治集団や
数々の暴徒、暗殺集団グループも存在した![]()
これら集団を片っ端から虐殺していくローマもかなりのクソっぷりだが
彼らにしてみれば、殺しても殺しても次から次へと湧いて出てくる
メシア候補者や待望論者には辟易していたわけだ。
イエスの弟子達も地上に王国をもたらしてくれるスーパーヒーロー
なるメシアを待ち望んでおり、イエスにその姿を投影していたのも
当時の背景を考慮に入れれば当然の期待でしょう。
そしてイエスも彼らの期待に応えるべく立ち上がった、
というよりイエス主導で後に弟子達が続いたという方が正しい。
イエスが磔にされたゴルゴタの丘は地形がどくろに似ている事から
そう呼ばれていたわけだが、そこにはローマの意向を無視した血だらけの
革命家達の体が何体も磔の刑にされていたわけで、
イエスの両脇で死んだ2人の罪人も「強盗」の罪状をつけられてはいたものの
実際には「暴徒」を表していて暴動扇動罪で処刑されたと言われている。
その丘で処刑された革命家達の中でイエスだけが政治には全く無関心で
高き理想を掲げて選ばれし者は将来天国で神と共に暮らし
その他の人たちはみんなで平和に永遠に生きれる世界を宣べ伝えていた![]()
んなワケあるかーい!!![]()
こうして考えると愛と憐みに富んだ心優しき羊飼いのイエスよりは
当時世界最強国家の帝国支配に大胆かつ勇敢に立ち向かい
自分の命をユダヤ民族の誇りのために捧げ、あえなく散って行った
貧しい大工の若者イエスの方が僕にとってはとっても魅力的な人物だ。
現代ならもう映画化間違いなしでしょう!全米が泣くでしょう!![]()
イエスだってブレイブハートのウィリアムウォレスや
チェゲバラのような英雄として描かれる方が
キリスト教の教祖なんかよりずっと本望じゃないかと思うのは僕だけか?




