ついに達成!
コユキ(なんて、今の人は誰も呼ばない?!)こと、ミスター・ファイターズ田中幸雄選手が、昨夜2000本安打を達成した。
苦節22年。ほんにめでたい。
ここ数年の扱われ方から、こりゃ達成せずに引退してしまうかも、と心配していたが、どうしてどうして。
今シーズンの彼は、ご祝儀打席どころか、完全に主力級の戦力。
ここ3年で5本、昨年は1本も無かった本塁打も、今シーズンはすでに4本。どうせならこの勢いで、達成しそうな残りの記録もクリアしてもらいたい。そして、来季も元気な姿でダイヤモンドでプレーしてもらいたいものである。
■田中幸雄選手の今シーズン達成可能な記録
・300本塁打:残14本 (4本-13.1本)
・1000得点:残31点 (11点-36点)
・400二塁打:残8本 (2本-6.5本)
※()内左は2007年5月17日現在(44試合/144試合)での今シーズンの数字
※()内右は今シーズンの記録から算定したシーズン終了時の概算数字
勝率.000
いつの間にかシーズンが始まっていました。
や、気づいてなかったワケじゃありませんが(笑)
それにしても2試合連続で引き分けというのは、選手は当然のことながら、web観戦(?)してる身にとっても気疲ればかり残るもの。
果たして、「.000」を脱出するのは我らがファイターズが先か、マリーンズが先か?!(大穴 グリーンの打率w)
そんなことより、すっかり見逃しておりましたが、70年代終盤~80年代初頭のあの黄金期を支えたFsの名2塁手、菅野光夫(現寮長)が、去る3月22日、心不全でお亡くなりになっていました。
背番号1を背にしながらも、むしろ地味ないぶし銀を貫かれた堅守のひとであり、鍵谷選手や高代選手らとのコンビで守る二遊間は、鉄壁といっても過言ではありません。
引退後の86年からは1軍・2軍の内野守備コーチを勤め上げ、一昨年からは鎌ケ谷の勇翔寮の寮長として後進の指導にあたっておられました。
享年54歳ということで、まだまだこれからのお歳だったのに、実に残念です。
惜しむ気持ちはあり余りますが、僕にできる手向けといえば、彼が後楽園のグラウンドに立っていたことを、ずっと忘れずにいることと、彼が教え慈しんだ選手たちを応援していくだけです。
ずいぶんと遅くなりましたが、お悔やみを申し上げます。