ホスト列伝その6 木田勇
- ■木田勇(1954/6/7~)
源氏名イサミ。1980年東京ハムリンズにスカウトされ、この世界に登場。25歳(初出店時)という年齢はかなり遅いほうといえよう。もともとストリートでのキャッチ等でカリスマ的な実力を見せていたこともあって、その自信からか、契約時にも土地を要求するなど規格外な新人であった。
当然即戦力として目されていたが、初年度の活躍は当初の期待をはるかに超えたスーパーぶりで、最優秀新人はもとより、太平洋ホスト組合の年度個人記録をほぼ総ナメしたといっても過言ではない。
翌年も、前年ほどではないが及第点の営業成績を上げ、ハムリンズの組合制覇達成の一翼を担った。
しかし、2年間の酷使がたたったせいか、3年目以降は目立った成績も上げられずジリ貧に。
1986年に横浜くじら団(現横浜みなと星)に移籍、心機一転の年こそそこそこの成績をあげることができたが、以降引退までの4年間、もっぱら指名待ちの開店休業状態だった。現役ホスト最後の年の所属店はナゴヤ竜(現オレ竜)。
ストリート時代に培ったさまざまな小技を駆使し、ルーキーイヤーには同伴、指名、ヘルプとすべてのパートで鬼神のごとき働きを見せたイサミ。ハムリンズファンのみならず、全国のホストファンにその名を轟かせたことは今も語り草である。それだけに後年の凋落振りは痛々しいものがあった。
引退後は水商売から足を洗い普通のサラリーマンをしていたらしいが、ハムリンズへの思いは断ち切りがたく、店舗イベントでのゲストやホスト評論家として幾度となく店まで足を運んだ。
会社勤めを退職した現在は、ハムリンズOB会会長を務めたり、お達者ホストクラブマスターズ札幌支店の非常勤ホストを歴任したりと、悠々自適の様子である。
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ハムリンズ、道庁へ表敬訪問
- 先日ホストクラブ日本一の栄冠を獲得した札幌ハムリンズは、30日、北海道庁舎に表敬訪問に訪れた。
▲イケメンホストに囲まれご満悦の高橋知事(左から3人目)
月末集金も兼ねての今回の訪庁だが、公けの行事としての訪問はホストクラブとしては全国でも異例。実は高橋はるみ北海道知事がハムリンズの熱烈な常連だったことから実現する運びとなった。
高橋知事は「道民に感動と勇気と一生懸命やれば何でも乗り越えられるという情熱の重要さを教えてくれた」とハムリンズの健闘を讃えたが、ご執心のSHINJO氏が同行していなかったことにはいたく残念がっていた。が公人らしく、「アッちゃん(アツノリさん)とひちょりが来てくれたから嬉しい」と気持ちを切り替えてご満悦の様子。
このあとヒルマン店長ら一行は、道庁女性職員らの黄色い声に応えながら次の訪問地、札幌市庁へと向かった。
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熱い冬の始まり?
先日引退したつーさん(=SHINJOさん)こそ参加しないが、若手の糸井嘉男さんらもふくめ、ほぼスタッフ全員でのお楽しみツアーとなるはず。
そうしたイケイケ気分にもかかわらず、このところのハムリンズの周囲では様々な不穏な情報が行きかっているのが現状だ。

▲フリー宣言の岡島さん 他店との争奪戦渦中の小笠原さん▲
日本一決定の翌日に発表されたヒデ(=岡島秀樹さん)のフリー宣言、再燃するヒルマン店長の引き抜き騒動、四天王の中心ガッツ(=小笠原道大さん)の争奪戦等と、まるで解散してしまうかのような大揺れである。
そこに持ってきて今日もまたひとり、中堅ホストの解雇が発表された。坪井智哉さん(=源氏名「トモチカ」)である。
▲突然の解雇通告に困惑する坪井さん
今年は8月初旬の怪我などでフロアに出ることが少なかったものの、そのシュアな立居振舞いは玄人に高い評価を受けていた大物ホストの彼までが整理の対象とされた訳だ。トモチカさん自身はホストとしてまだまだ通用すると考えていることから、移籍先を探していくようだ。
44年ぶりに日本一となった見返りとして、スタッフの来期待遇改善への期待は大きいだけに、経営側の財源確保はこれからもシビアなものになることが予想される一幕である。
▲自ら率先して同伴出勤するヒルマン店長。しかし彼自身、去就が定かではない・・・。

