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つれづれなるまゝに、日暮らし、硯に向ひて、心に移り行くよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、怪しうこそ物狂ほしけれ。

日々感じたことを、忘れずに、共有し、共感し、共生したい。

仮面ライダー555 20th パラダイス・リゲインド@109シネマズ木場


仮面ライダー555(ファイズ)、20周年の節目に製作された正式な続編。

主人公の乾巧は、仮面ライダーでありながら敵方であるオルフェノクでもあり、

その命は限りがありそうだ、、、というところで終わったTVシリーズの最終回から20年の時を経て、その後の人物たちを描く。


当時若手俳優であった各氏も、この20年で続けている者あり、引退した者あり、一線を退きつつ業界ではレジェンド的に扱われる者あり、鬼籍に入られた者あり、、、と様々である。


たった60分強という時間では描き切れない部分もあったように思うが、

キャスト主導でこの節目の年に続編が作られたことは誠にめでたい。

ただその背景には、名作であったことに加えて、キャストが適度に売れ切れずにいるという条件もあるように思う。

現に、この作品にはその後の仮面ライダーシリーズから出立したような、綺羅星の如き俳優はいない、、、

(正確には一名いるにはいるが、この作品には不参加である。カメオ出演でも、彼含め他の主要キャストを呼んでこれたならよかったのにと思わざるを得ない)


内容には触れないが、そうか、そこをそうしたかという部分があり、

ドラマ性としては理解できるものの、あそこをああしてしまうことの疑問は拭えない。

あの人にはこの苦難を味わせてほしくなかったし、味わわないからこその純粋さを保っていたように思う。

その対比として描かれたのが、シリーズ別作品のファンガイアのクィーンだったのではないか。


ホースオルフェノク/木場勇治を演じた泉政行氏に謹んで哀悼の意を表する。

主人公の対比として描かれた彼が絶対に出演できないことが、この作品の片翼を落としてしまっていることは否めない。


目標まで、あと91本。

バック・トゥ・ザ・フューチャー@U-NEXT


往年の名作を再見。


ヒルバレーに暮らすマーティは、ドクことブラウン博士の作り出したタイムマシンの実験を行うことに。

アクシデントから、自分の両親が出会った頃の1955年に時間を遡ってしまう。

自分が立ち回ることにより、予定通りの未来にならずに、すわ自らの存在が消えてしまう状況に。

両親の運命を結ばせ、1985年の現代に帰ることができるのか。


子供の頃にワクワクした記憶がある。

タイムマシンの存在を教えてくれたのは『ドラえもん』だが、こちらは運行が安定しない。

そのスリリングさに感動したのだろう。

(とはいえ、タイムパラドックスというSF的課題は『ドラえもん』で描かれている通りなのは、藤子・F・不二雄先生の凄まじさを感じる)


大人になっても見てみれば、ご都合主義的な展開に面食らうところも否めない。

ラストの電力ケーブルの件りは、なんともパワープレイだ。

それを負って余りある、勢いがこの作品にはある気がする。


そして、この作品の凄いところは、一作目の出来を2が超えているということだ。

日本ではあまり見られない例である。


目標まで、あと92本。

機動戦士ガンダムSEED FREEDOM@ユナイテッドシネマ豊洲


20年待った、ファン待望のシリーズ続編。

製作が発表されてからも、企画の凍結や断念報道など、紆余曲折の末漸く日の目を見た。


続編として、はたまたガンダム作品として、満点の出来栄えであった。

過去のガンダム作品へのオマージュ、SEED・SEED DESTINYの伏線の回収、既存ファンへのサービスなど心くすぐる仕掛けが満載。

個人的には、イザークの乗るデュエルガンダム、ディアッカの乗るバスターガンダムに一番興奮した。


終始、中学二年生のメロドラマ展開ではあるのだが、

「必要だから愛するのではありません。愛しているから必要なのです」というラクス・クラインの一言は重い。

いい台詞だ。

そりゃ、すぐそばにいるいい女に気付かないオルフェには手に余るよ。

この人、出世頭のアスランを袖にして、キラに走った自己肯定感満載の人だもん。


ただ、ある一つの極端な思想を掲げた団体に対しては、武力行使でしか制圧できないというのは、身につまされる思いが溢れた。

結局は双方力技じゃないか。

なぜ人は理解し合うことができないのか。

すぐに核に頼るのは何故か。

これは、現代世界の寓話でもある気がした。


難点を挙げるとすれば、機動戦士ガンダムSEED、機動戦士ガンダムSEED DESTINYの計100話を見た上で初めて楽しめる作りだったこと。

20年前の作品の続編としては、新規顧客層を置いてけぼりにしてはしやしないか。


目標まで、あと93本。