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えっ日記の日?
オレの誕生日なんですが(笑)

ずっとずっと憧れていた、彼女と一緒に過ごす自分の誕生日…来年こそ!
って気合いを入れた昨年の誕生日から1年。

惜しかった!
ほんとに惜しかった!

2月に彼女が出来たので、まさか誕生日前に終わるとは思っていなかったもので…彼女が出来た時には、今年は人生で初めて彼女と一緒に誕生日のお祝いができる!
ってめちゃめちゃ喜んだものです(笑)

はい!
今年もいつもと変わらずの1人誕生日パーティーしちゃいますよ(笑)

ここ近年は、お寿司とビールと自分への誕生日プレゼントでお祝いをしていましたが、今年は今までと違って、ちょっと前まで彼女がいたのに…という悔しさもあり、近隣のレンタル屋さんで泣けるDVDを借りてきて、コンビニのパスタを食べながらいっぱい泣きたいと思ってます(笑)

パスタって何故かフォークでクルクルしてると涙が出てくるんですよね?
クリスマスに1人寂しくパスタをクルクル。
彼女ができる前は、バレンタインに誰にも相手にされずパスタをクルクル。

オレが食べるパスタは、何の種類を食べても涙味になるんですよねぇ。

泣くのは、ストレス解消にも良いと聞いたことがあるので、今日はいっぱい泣きたいと思います!

「犬の朝の散歩があるから帰るね」


本来の自分の予定では、彼女をコンビニに連れていき、車の中で少し話したら帰るはずでした。
それが彼女の家に行くことになったので、予定も変更してアニメグッズを見て、少し話したら帰るつもりでした。

それが毎朝行っている犬の散歩の時間が迫っているのです。
これ以上遅くなるといつもの時間に間に合いません。

いろんな出来事が有りすぎて、あっという間の時間でした。

楽しい時間はあっという間に過ぎると良く言いますが、今日はまさにそれを体感した日でした。

犬の散歩があるので帰ることを伝えると、彼女は凄く寂しそうな表情で、車まで送るよと言ってきました。

マンションのエントランスから車の停めてあるお客専用スペースまでは、少し距離があります。
来るときは、緊張と冬の寒さで早めのペースで歩きましたが、帰りの道は、帰るのを惜しむように時間をかけて腕組みをしながらゆっくりと歩いていました。
彼女は車に近づくにつれ、どんどん寂しさが増していったのか…

「私も犬の散歩に行きたい。このまま連れてってよ」

と言ってきたのです。

さすがにそれは無理なので断りました。

もう今にも泣きそうです。

今までにこんな表情でオレに接してきた女性は一人もいません。
初めて聞く言葉の数々に魅了されるのと同時に断ることの辛さ、そして何と表現して良いのかわからない、今までに経験したことのないモヤモヤ感に襲われました。

そんな感じのまま車に乗り込むと、エントランス前まで彼女を送ることに。



最後の最後にそんな…

エントランス前に着いたので、そこで彼女を車から降ろしてオレは…

「今日はありがとう。凄く楽しかったよ。また明日仕事で!バイバイ」

と今日の楽しかった気持ちを素直に伝え、車を走らせようとしました。

ところが同じように、自分の車の前に1台停車していました。
その車を避けて走り出そうと思った瞬間、対向車が来たため走り出せず、その場で停車したままに。

それを見ていた彼女は、慌てて車の窓をコンコン叩いてきました。

オレは車を走らせるタイミングを見計らっていたので、前方を向いていたため、コンコンと叩く音に何事だろう?と振り向きました。

すると彼女が泣きながら窓を叩いてたのです。

窓を少し開けて、どうしたのか聞こうと思った瞬間に、彼女は何も言わずに突如ドアを開けてきて…


そのまま…


頬に唇を重ねてきました。


オレにとって頬だろうと初めてです。
突然の出来事に動揺しました。

チュッチュッチュッと3回頬にした後に、動揺しているオレの頬を両手でつかんで…

そのまま唇に。

そして…

「メガネはずして」

と言われて動揺しドキドキした震える手のままメガネをはずしました。

そして、はずした瞬間…


またオレの動揺して震える唇に


してきたのです。


その時は、ただされるがままに。


どれぐらいの時間が経ったのでしょう、唇の柔らかい感触を感じ取れるぐらいには、動揺が治まってきたので…

「もう帰るから終わり」

と、重なる柔らかい唇を無理に離して言ったのです。


今まで1度でいいからしてみたいと憧れていたものが、勢いで彼女に奪われる形になってしまった。

突然の出来事に、彼氏がいる女性という気まずさと不安が頭をよぎってしまった。

ですが、泣いてる彼女を見るとこのまま帰ることにモヤモヤが募りました。

それでも犬がオレの帰りを待っているので帰ることを伝え、今度こそ帰りました。

帰る途中に電話が掛かってきましたが、運転中だったので出ませんでした。

家に着いてから、運転中だったので電話に出られなかったことをLINEで謝りました。


もし対向車が来なければ、あるいは前に車が停車してなかったら、この後に続くモヤモヤもなかったでしょう。
そして付き合うことでの幸せな気持ちを今も知らないままだったと思います。

すべての始まりはこの瞬間から。

自分が恋愛ドラマの主人公のような存在になる時が来るとは、今までのモテない人生からは想像もできませんでした。

人生はどこでどうなるかわからないとは、前から思っていましたが、まさか自分が体験するとことになるとは考えもしなかったです。
それだけ誰にも相手にされない人生でしたので(笑)


そして今思い出を振り返ってみると、いろいろあったこの日が彼女と過ごした中で1番幸せだったと思えるのでした。

なぜなら…



次回から、いよいよ彼氏彼女の中に進展!

初めて彼女ができました⑦に続きます。
ありがとうございましたm(_ _)m

「サラダ食べようよ!」


部屋着に着替え終わってすぐに
そう言った彼女は、冷蔵庫からレタスとトマトとアボカドを取り出し、オレにトマトを切るように頼みながら彼女は手際よくレタスをお皿にのせ始めたのです。

オレの中で先程のナマ足がまだ消化しきれてない状態で、トマトの切り方は、何でも良いのか確認したところ、四角いブロック状と注文が入りました。

どうやって切るのか悩んでいたら、オレの手から突如包丁を取り上げアボカドを切り始めたんです。

酔ってる彼女が包丁を持って大胆にアボカドを切ってる姿は、指を切らないかと心配になり、違う意味でドキドキしたシーンでした(笑)

そんな彼女から、女性と付き合ったことのないオレにとって、本来の意味でドキドキするひと言が、飛び出しました。

「なんかさ、こうやって二人並んで作ってたら、新婚夫婦みたいじゃない?」

って、照れた表情からニコッと微笑む彼女にキュンとなってしまいました。



このままだとヤバい…

今まで女性からオレを誘うパターンの場合、良い思い出がなったことを頭に浮かべても、ここまで一緒に過ごした数時間のほうが、今にも勝りそうな状態になってるのが自分の中でわかりました。

このままだと本気で好きになりかねない、そう感じたオレとしては、彼女には彼氏がいる!彼氏がいる!彼氏がいる!
と呪文のように頭の中で繰り返しました(笑)

そんなことを頭の中で展開されてると彼女は知るはずもなく、サラダを作り終えて食べる前に…

「ねぇ、食器洗ってよ」

と、使ったまな板や包丁と一緒にシンクの中に置いてあった食器も洗ってほしいと言うのでした。

食器洗いなんて誰もが1度は経験したことあると思われるほど、難しい作業ではないですよね?

そのためオレは…

「いいよ!すぐ洗うからサラダ先に食べててよ」

と難なく終わらせて一緒にサラダを食べるつもりアピールをしたのです。

ところが、そんな食器洗いも彼女の前だと凄く難しい作業になると、洗い始めて直ぐに実感しました。




「えっ、ちょっと何をするの…」

食器を洗い始めて直ぐに、彼女はサラダを食べるどころか、オレの後ろに回り込んでギュッと後ろから抱きしめてきたんです。
もちろんオレには、女性を抱きしめた経験なんてありませんし、抱きしめられた経験だってありません。

そのため正直パニックでした(笑)

「何か凄く良い匂いがする」

ってさらに強く抱きしめられたうえ、オレの匂いまで嗅がれ…恥ずかしさのあまり、食器洗いに集中しなきゃと頭の中で、洗う!流す!洗う!流す!って考えながら、なんとか終わらせることができたのです。

終わったことを告げ、ようやく抱きしめ状態から解放されたオレは、一緒に先ほど作ったサラダを食べることにしました。

いざサラダを食べようとしたら、彼女が突然立ちあがり、冷蔵庫から冷えた缶ビールを2本持ってきたので…

「オレは飲まないよ?」

と話した瞬間…

「私が2本とも飲むんだよ(笑)」

とお酒好きらしい最大級の笑顔で答えられてしまったのです。

今までは仕事で会うだけでしたので、かわいいとか綺麗とかそういう感情が沸き上がることは、ありませんでした。

ここに来て、怒濤の挑発や最大級の笑顔で話されたために、今までには感じなかった、彼女に対する新たな感情が芽生え始め、少し心が揺らいでると自分でも感じ始めました。



「一緒に録画したアニメ見よう!」

サラダを食べながらアニメを見たのですが、それは過去に1度オレも見たことのあるアニメでした。

そのアニメを彼女は何回も見ているらしく、このシーンの誰々と誰々が何々でと解説をしたかったらしいのです(笑)

解説をしたいなんて聞いてしまうと、更に可愛いなと心がポッと温かく、さっきまで緊張でドキドキしてたオレの表情も、締まりのないニヤけたものだったに違いありません(笑)

彼女のビールも2本目になり、解説も順調に気分も最高潮になったのか…

「次のシーンで抱きしめ合うんだよ、きゃーっ」

なんて言ったかと思うと、彼女がまたオレに抱きついてきました。



ヤバい、この流れ…

抱きついてきたかと思ったら、次の瞬間に沈黙。
こっちをじっと見つめてきたんです。
オレは恋愛経験こそ1度もありませんが、恋愛漫画やドラマを見たことは沢山ありますので、このまま見つめ合えばオレにとって初めてのチュウになる予感がありました。

この彼女には彼氏もいますし、オレはこの時点で心の揺らぎはあったものの、まだ好きにはなっていなかったので、思いきって踏み込むこともできずに話をごまかしてその場を逃げたのです。

その後ソファーに移り、一緒に座って続きを見ていたら、酔っている彼女には諦めることができないのか、今度はオレの膝に頭を乗せてきて膝枕の状態に。

さすがにオレも今の気持ちをちゃんと伝えたほうがいいかと思い…

「普通の人なら手を出すようなシチュエーションでも、何の経験もないオレには彼氏がいる人に手を出す勇気はないよ」

思いを伝えたことでわかってくれたのか…

「何もしなくていいから、このままでいさせて」

と顔をテレビの方に向け、右手でオレの膝を押さえながら、聞いたことのない甘い口調で答えてくるのでした。


オレの中で、なんかモヤモヤしたもどかしさがありましたが、このままの状態で時は過ぎていき、ついに帰る時間に。


無事何事もなかったので、理解をしてくれたと思っていたら、まさか最後の最後にあんな事がオレに起こるとは、この時のオレは思ってもいませんでした。

⑥に続きます。
ありがとうございましたm(_ _)m