熱い想いでワインを造るワイナリー・ヴィンヤードの応援団長。余市・仁木・小樽のワイナリーガイドの「ばたやん」こと田畑茂人です。
多くのブログや投稿のなかから「ばたやんブログ」をお読みいただいて、ありがとうございます。
のっけからすいませんが、北海道のワインが凄いことになってます。
「タプコプ」
ピノノワール2014年
です。
ちょっと、言葉の説明を。
近藤ヴィンヤードは、岩見沢の栗沢地区で近藤良介さんが営んでいます。
ワインのタイトルの「タプコプ」。なんのことでしょうか?
栗沢の畑とは別に、隣町の三笠市にもぶどう畑があります。こちらが「タプコプ農場」でして、そこからワインの名称がつけられています。
このタプコプ農場で栽培されたピノノワール100パーセントで造られたのが、今日ご紹介するワインです。
雪を被ってますが、タプコプ農場の写真です。
まだ、お会いしてないのですが、聞くところによると、畑に出ている日数が多い。べったり畑にいると言ってもいいくらいだそうです。
管理の行き届いたタプコプ農場のピノノワールのワイン。
条件が良かったにせよ、
「北海道のピノノワールかぁ???」
と思うくらい、香りが豊か。
赤い花と、赤いベリーの香りが、ブワッと立ち上がります。
どちらかというと、花の香りが優っています。エレガント!
しかも、全体にバランスが整っていて、どっしりと落ち着いた印象です。
味わいは、タンニンの渋みが豊か。
ボディのしっかりした赤ワイン。
やられました。
まめに手を掛ける。栽培も醸造もこの一言に尽きるのでは。
629本しか出回っていないので、もう飲めません。これも、価値です。