熱い想いでワインを造るワイナリー・ヴィンヤードの応援団長。余市・仁木・小樽のワイナリーガイドの「ばたやん」こと田畑茂人です。

多くのブログや投稿のなかから「ばたやんブログ」をお読みいただいて、ありがとうございます。


街中ワイナリーという言葉をお聞きになったことはありますか?
ワイナリーといえば、農業が盛んな地域にあって、ぶどうを栽培する畑の近くというのが一般的な立地です。

私が初めて「街中ワイナリー」を知ったのは、大阪の島之内フジマル醸造所の事を聞いた時でした。

ワインを飲むのは、繁華街の飲食店が多いですよね。じゃ、人が集まるところでワインを造って、自前のレストランで出そう、という発想が街中ワイナリーです。

小樽に「街中ワイナリー」が出来ると聞いた時は、なかなかやる人がいるなと思いました。しかも、訪れてみたら歴史ある石蔵を改装した建物。すごい!と思いました。

それが、ご紹介する「オサワイナリー」です。ロゴマーク、カッコいいですね。

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オサワイナリーの醸造責任者は長(おさ)直樹さん
福岡の外食産業OBUカンパニーが新事業として2年前に設立して、長さんが醸造と運営全般をされています。

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1階はこじんまりとしていますが、醸造所になってます。入口を入るとタンクが整然と並んでいます。

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2階はショップと試飲スペース。
休業期間はありますが、木・金・土は簡単なおつまみが提供されて、ワインを楽しめます。

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長さんは「ワインは食事と合わせるもの」という考えをしっかりお持ちです。

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リリース間近のデラウェアを原料とした白ワインを試飲しました。
爽やかな酸味が印象的でした。
長さんは
「和食を食べる時に合わせることをイメージして、ワインを仕上げた」
とおっしゃっていました。
味を決めるコンセプトがはっきりしてるのですね。
しかも、オサワイナリーは白ワインが主体だそうです。

JR小樽駅が歩いても10分くらい。ほんとに街中なんです。

今年、小樽市内で自社による栽培を開始しました。3年後くらいにワインになるのが待ち遠しいです。