余市・仁木・小樽のワイナリーガイドの「ばたやん」こと田畑茂人です。

自己紹介で「ワイナリーガイドをしようと思ってます」とお話しすると

「どんなことするの」

と質問されます。
ワイナリーガイドって確立された仕事ではないですから当然ですね。

私としては、2つの方向から必要性があると考えています。

【ワイナリーに行きたい方にとって】
ワインが好きな方の多くは「このワイン気に入った。ぶどうはどんな場所で育ち、どんなワイナリーで作られたのかな」という思いに駆られるようです。
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私もそうです。

余市・仁木のワインの評価が高まっていますが、ワイナリーを見に多くの方が余市・仁木を訪れています。
しかし、土地勘のある方は多くありません。余市町が配布している「ワイナリー、ヴィンヤード マップ」を片手に探しても、見つけられずに訪問予定を全て見られずに帰ることになった方がいたと聞いています。
せっかく来ていただいたのに残念です。

そこで、場所を知っていて効率的な移動ができるワイナリーガイドがいれば、お役に立てると思います。

【訪問を受けるワイナリーにとって】
余市・仁木にあるワイナリーやヴィンヤードは、夫婦2人など少人数で運営しているところがほとんどです。

事前の連絡もない訪問者が来ても、作業に追われて、応対が出来ないことがほとんどです。
来訪者が嫌で応対しないのではありません。ワイナリーの皆さんは「申し訳ないけど、対応は難しいです」とおっしゃってます。
また、ぶどう畑は当然私有地です。
畑の管理の観点と、プライバシーの観点から立ち入ってはいけないエリアはあるのです。
それを、来訪全員に周知する事はかなり難しい。そうならば、ワイナリーガイドが同行する事で、問題が解消する事が出来ます。

この「見たい人」と「勝手には見られたくないワイナリー」を繋ぐ役割を、ワイナリーガイドができれば、よりワイナリー観光を楽しんでもらいます。

そんな余市・仁木になって欲しいです。ワイナリーガイド・ばたやんの願いです。