「占有の回収の訴えの提起期間」 | ハードボイルド民法

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虚構織り混ぜたハードボイルド小説風日記(イラスト付き)と一言法学講座をいたします。

イラスト民法劇場第291回
冴子の百物語(27)

「ジョーカー男」
答えは③だ

耳元で囁く声に思わず手をあげてしまった

しかし、彼女は知らない

ジョーカー男は

嘘つきであることを

<一言民法講義>
「占有の回収の訴えの提起期間」

占有権を持つ者(占有者)は、自己占有物が他人によって奪われた場合、侵奪者に対して、奪った物の返還を求めることができます。

これを占有回収の訴えといいます。

この占有回収の訴えは、占有を奪われた時から一年以内に提起する必要があります。

例えば、B占有の甲絵画を盗んだAに対してBは占有回収の訴えを提起できますが、右訴えは、甲絵画を盗まれた時から1年以内に提起する必要があるのです

民法201条第3項「占有回収の訴えは、占有を奪われた時から一年以内に提起しなければならない。」