アシアナ機事故:現場の緊急電話の通話記録 | already read‐news。ο

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6日に着陸に失敗して大破・炎上したアシアナ航空214便の乗客や事故の目撃者は、救急隊の対応が間に合わないのではないかと心配していた。

カリフォルニア・ハイウエー・パトロール(CHiPs)が公表した緊急通報用電話(911)の通話記録で分かった。

CHiPsによると、最初の電話がかかってきたのは午前11時29分。
アシアナ航空のボーイング777型機がサンフランシスコ国際空港で着陸に失敗してから2分足らずだった。
通話記録は10日深夜に公表された。

ある通話では、事故機に搭乗していた女性がパニック状態で、「ここには救急車がない。わたしたちは20分も待っている」、「滑走路に横になっている人たちがいる。重傷の人や頭をけがした人だ。目の前の女性が危ない。わたしたちで死なないようにしている」と訴えていた。
この女性が事故の何分後に電話してきたかは不明だ。

別の女性は、ひどいやけどを負った女性と滑走路にいると言い、「助けが必要な人がたくさんいるのに、ここには医者が足りない」と話している。
けがした女性については、24歳か25歳だと説明。
「ひどいやけどだ。助けがなければすぐに死んでしまいそう」だと訴えている。

ここで女性の指令係が「追加の救急車を回す」と割って入った。
11日の時点で、事故機の乗客・乗員307人のうち少なくとも11人がまだ入院している。
このうち3人は重体で、サンフランシスコ総合病院にいる。

空港の広報担当者ダグ・ヤケル氏は、公表された通話は滑走路や空港の外からかかってきたと述べた。
空港の救急隊が受けた通話もいくつかあったが、こちらは公表されていない。

ヤケル氏によれば、追加の救急車を求める通話が相次いだのは、通報者が状況を把握できていなかったからだと指摘した。
救急隊は複数の救急車を待機させ、トリアージ(治療や搬送の優先順位をつける作業)エリアを設けたが、これは通報者の女性には見えなかった可能性があると、消防当局者から聞いたという。

サンフランシスコ市消防局の広報担当者ミンディー・タルマッジ氏は、空港の救急車は「2分以内に」現場に到着したと述べた。
近隣のサンマテオ郡からの救急車もすぐに到着したという。
サンフランシスコの消防署の救急車は事故の13分後の到着だった。

ただ、タルマッジ氏は、救助活動の中心から遠くにいたため手当てを受けられずに放置されていた人たちがいたかもしれないと指摘した。
「トリアージは最初に接触した患者から始める」ためだ。
「飛行機から放り出されてトリアージエリアから遠くにいた人たちへの対応が、少し遅れたことは十分考えられる」と語った。

救急隊が次々に到着し「トリアージをする人が増え」、重傷者が遠くにいることがわかると「その方向に救助隊員を送った」と同氏は述べた。

タルマッジ氏は「受け入れた(複数の)病院から、トリアージがすばらしく、大半の重傷者が非常にタイムリーに運ばれてきたと聞いた」と述べ、「そうでなければ、助からなかった人も多いはずだ」として救急隊の対応が迅速であったと強調した。

ハイウエー・パトロールにかかってきた最初の911通報は、近くでハイキングをしていて「巨大な爆発音」を聞いたという男性からのものだったという。
複数の乗客のほか、車で空港に向かっていた女性からの電話もあった。


2013年 7月 12日
[The Wall Street Journal]