


米サンフランシスコ国際空港で韓国アシアナ航空機が着陸に失敗した事故で、米運輸安全委員会(NTSB)は11日記者会見し、フライトレコーダー(飛行記録装置)の解析結果から、自動速度維持装置(オートスロットル)など操縦支援装置に異常はなかったとの見解を明らかにした。
操縦ミスによる事故との見方が強まっている。
NTSBによると、事故機は着陸直前に目標を大きく下回る速度まで減速、低い高度で滑走路に接近し、機体後部が滑走路手前の護岸に接触した。
機長はNTSBの聴取に対し、「(着陸直前に)オートスロットルが設定通りに機能していなかった」と証言したため、NTSBが装置に不具合などがなかったか調べていた。
また、ボイスレコーダー(音声記録装置)の分析結果として、事故9秒前まで、操縦士間で速度に関するやりとりがなかったことも判明。
機長は、34秒前に機体の高度が低いことを把握し、16秒前に減速に気付いたと話しており、NTSBは操縦士間のコミュニケーションにも注目している。
2013/07/12
[サンフランシスコ:時事]