

サムスン電子の四半期利益が事前予想に達しなかったことから、アナリストらは同社の業績見通しを一段と下方修正する可能性がある。
主力製品「ギャラクシーS4」の売り上げが予想を下回ったことが四半期利益に響いた。
サムスンが5日発表した4-6月(第2四半期)の暫定業績によると、営業利益は約9兆5000億ウォン(約8340億円)。
ブルームバーグがまとめたアナリスト34人の予想平均は10兆ウォンだった。
米スマートフォン市場で首位の米アップル「iPhone(アイフォーン)」への追撃と最大の収益源へのてこ入れを図り、サムスンはスクリーンを一段と大きくし、新しいソフトウエアを追加したS4を4月に投入。
しかし、スマホ高級機種市場が飽和状態に近いなどとの懸念から少なくとも15人のアナリストがサムスンの収益見通しを引き下げ、同社の株価は6月に13%下落した。
KTBアセット・マネジメントのファンドマネジャー、リー・ジンウ氏は「市場予想を引き下げる必要がある」と指摘、「10兆ウォンの数値を下回ったことで、スマホ高級機種市場が飽和状態で収益率圧迫されているとの最近の懸念が現実であることが裏付けられた」と語った。
2013/07/05
[Bloomberg news]