
欧州連合(EU)欧州議会は2日、人種差別を扇動したとしてフランス当局の捜査対象となっている仏極右政党・国民戦線(FN)のルペン党首について、欧州議員として保持する刑事免責特権の停止を決めた。
仏では人種差別に基づく扇動は刑法で禁じられている。
ルペン氏は2010年12月の党集会で、路上で祈りをささげるイスラム教徒をナチス・ドイツによる第2次世界大戦中のフランス占領になぞらえ「わが国が占領されている」などと発言。
刑法違反に当たる可能性があるとして、当局が捜査に着手していた。
免責特権停止について、ルペン氏は仏テレビで、刑事裁判にかけられたとしても「私が正しく、仏国民に真実を伝える権利があると判断されると確信している」と語った。
2013/07/02
[パリ:時事]