

ロンドンで最近、歩道が何の前触れもなく爆発する事故が相次いでいる。
政府によれば昨年1月以降、少なくとも5人がこの影響で負傷している。
3年前に爆発に遭遇した男性は、目の前の水たまりを避けて歩道から車道に下りたとたん、背後で大きな爆発音が聞こえたという。
「振り返ったら大きな炎が上がっていて熱かった。水たまりをよけていなかったら巻き込まれていた」と男性は語る。
1年前に起きた爆発では、55歳の女性が体の20%に火傷を負ったと報じられた。
爆発の原因としては、歩道の地下に埋設された電線用の管に水やガスが流れ込んだことが考えられるという。
これを受けて当局は、ロンドンの配電網を管理しているUKパワー・ネットワークス社に対し、大規模な検査を行うとともに「長期的な解決法を見つける」よう命じた。
当局によれば、UKパワー・ネットワークスが保有する地下配電設備が関連した事故は昨年8月以降、45件起きている。
煙や炎が出ただけで爆発には至らなかったケースもあれば、埋設管の蓋が飛んで近くの車や建物に損害を与えたケースもあるという。
UKパワー・ネットワークスは爆発について、「地下設備が破損する可能性は常にあるが、たいていの場合、外部に影響を及ぼすことはない。
(過去の事故では)ガスや、電線とは関係ないものの破損が関わっていたケースもあり、必ずしも電気関係のトラブルだけで爆発が起きたわけではない」としている。
UKパワー・ネットワークスは英国の電力の4分の1以上の送電を担っている大手。
現在は香港に本拠を置く長江実業の傘下にあり、香港やオーストラリア、ニュージーランドでも送電事業を行っている。
2013.06.20
[CNN]