

労働コストと輸送費の高騰、そして人民元高が中国製品の価格を引き上げている。
安価な中国製品は世界中を席巻してきたが、今その勢いにかげりが見えつつある。
膨大な余剰労働力がいることから中国の労働コストは上がらないと言われてきたのも今は昔、一部では給与を上げても人が集まらないほどの人手不足となり、沿海部を中心に労働コストは大きく上昇しつつある。
追い打ちをかけているのが原油価格の高騰。
中国からの海運コスト上昇を受け、欧米企業はメキシコ、東欧などより市場に近い途上国に目を向けつつある。
そして中国の輸出企業にとって最大の打撃となっているのが人民元高。
国内のインフレ対策及び内需主導型経済への切り替えを目指し中国政府は緩やかな人民元高を容認する姿勢を見せていることもあり、しばらくはこの流れは変わらないと予想される。
メイドインチャイナの製品が世界を征服した時代が終わろうとしつつあるのかもしれない。
2013/06/19
[英紙:デイリーメール]