

今月初めに韓国メディアが大々的に報じた売春事件は、中国人女性3人が4カ月間で265人もの中国人を相手に売春をする中国人組織によるものだった。
昨年12月、中国人女子留学生のチェンは生活費と家賃を稼ぐため、「高給保証」と書かれた翻訳の求人広告に応募。
応対したのは今年24歳の韓国国籍を有する中国人・ウーだった。
ウーは彼女に仕事の内容は売春だと告げたため、驚いたチェンはすぐに断ったという。
その後、家賃を払えなくなったチェンは再びウーを訪ね、売春を決意。
今年1月から仕事を始めた。
客はすべて韓国に観光に来た中国人男性であり、売春組織は携帯電話のメールで客とコンタクトをとり、大学の授業を終えたチェンが客の宿泊するホテルに直接向かうというシステムだった。
こうしてチェンは今年1~4月に16人の中国人男性と売春行為に及び、1回につき15万ウォン(約1万2500円)か800元(同)の報酬を得ていた。
今年4月、客の待つホテルに向かうチェンに、ウーの商売敵のピャオが警官を装って接近。
「逮捕、強制送還されたくなければ言うことを聞け!」と脅され、この日からわずか4日間で10数人の中国人観光客相手に売春を強要された。
これに耐えきれなくなったチェンが友人に相談。
友人の勧めで警察に通報して事件が明らかになった。
ピャオの組織はチェンを含めて3人の中国人女性が売春させられており、4カ月間で計265人もの中国人観光客の相手をしたという。
その売り上げは6000万ウォン(約500万円)に上った。
中国人・ウーの組織構成員はすでに中国に逃亡し潜伏しているため、韓国警察は国際刑事警察機構を通じて中国の警察に捜査依頼を出している。
2013年6月14日
[中国紙:人民網]