
米政府による個人情報の秘密監視プログラムの機密情報を暴露し、香港に逃亡している元CIA職員のエドワード・スノーデン氏について、中国のネットユーザーたちが「英雄だ」と賞賛している。
スノーデン氏が取材に対し「中国が不正アクセスを行っていることを米政府が批判するのは偽善だ。
米国も情報を盗み出しているからだ」と語った。
中国のネットユーザーにとっては、スノーデン氏は民族主義者や共産主義者も含めた全ての人々から歓迎されるべき人物であると見られており、中国のあるSNSユーザーは「これこそヒロイズムの定義だ」とし、「その行為によって米国と米国国民を心から大事に思っていることが証明された。
あらゆる国に彼のような存在が必要だ」と熱狂的に崇拝するコメントを書き込んでいる。
中国ではネット上で地方政府の汚職を暴露する人が増えており、この機密情報の漏えい事件は現在中国で最も注目の集まっているニュースとなっている。
国営テレビ局・中国中央電視台はスノーデン氏を「今年の人」(パーソン・オブ・イヤー)として挙げるほどの注目ぶりだ。
2013年6月13日
[米ウォール・ストリート・ジャーナル]