トルコの大規模な抵抗運動:青年らは何を求める? | already read‐news。ο

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トルコでは大規模な抵抗運動の波が収まりを見せていない。
このうねりは、その発端はイスタンブール、タクシム地区にあるゲジ公園の再開発だったが、デモの宣言文には早い段階で政治的なスローガンがとび、なかには内閣の退陣要求も掲げられた。
トルコの社会、政治的緊張はますます高まりを見せており、複数の大学のキャンバス内でもこれに呼応する声が上がり始めている。

これについてトルコの若者らはどういった見方を示しているのだろうか?

イスタンブールの抵抗運動に積極的に参加している、トルコ青年同盟のチャグダシュ・ジェンギズ事務局長はVORに次のように語った。

「トルコ市民は覚醒した。ゲジ公園は限界まで達した忍耐の器に注がれた最後の1滴となったに過ぎない。実際、抵抗運動はすでに一年にもわたって続けられていたが、その規模は今ほど大きくなく、鎮圧できるものだった。ところがいまや民衆は長年溜め込んできた怒りを爆発させたのだ。抵抗する民衆が力をあわせたおかげで司法もゲジ公園の再開発を一時停止する採決をとった。だが我々の要求はこれにとどまらない。我々は首相の退陣、内閣退陣を求めている。これを求めているのは何十万もの市民であり、こうした人々が毎日のように広場に出て集会に参加している。民衆はエルドガン党によって意識的に眠らせられていたが、その眠りから覚めたのだ。」

これに対して与党側の青年組織では現在の情勢について別の見解がもたれている。
公正発展党青年組織イスタンブール支部、政治、法的問題担当部のヤシン・ウナル部長はVORに次のように語った。
「ゲジ公園の再開発工事が開始されて、最初の数日はイスタンブールの一般市民が抵抗運動を展開した。この人たちは純粋に再開発に反対する人たちだった。ところがこの動きに火をつけ、煽動しようとするグループが現れた。このおかげでタクシン広場の抵抗運動がイスタンブールのほかの地区に飛び火した。ところが実際はマスコミやソーシャルネットが報道するほど現状はひどくない。報道を見ると民衆蜂起を想起させるような内容だが、実際は武力行使も、急進的グループの煽動も個々のエピソードに過ぎない。これに対し我々は平和的デモを行う市民の権利を諸手を上げて支持する。だがデモ参加者の中にはスカーフで頭を覆ったイスラム教徒の女性が寺院に入ろうとするのに襲い掛かる者があり、民主主義的な国では絶対に許されないような暴力が行われている。我々は組織力も強く、200万人近くのメンバーで公正発展党のイスタンブール青年支部を構成している。現在の状況を今のところ静観し、煽動に乗ることもない。だが必要となれば、しかるべき反撃に出る。政権転覆を炊く団でいる者らに対しては、私は幻想を抱くなと言いたい。そう言った者らがアジテーションを高めるほど、我々はますます団結を強めるだけだ。」

(注)トルコ青年同盟は、同国内の40の大学にある65の学生組織を統一した団体。
メンバーらはケマル主義、愛国主義を掲げ、アタチュルクの革命原則を支持する革命家であると自身を唱えている。


2013/6/5
[The Voice of Russia(VOR)]