
グローバルな主導国がいない「Gゼロ世界」論で知られる米国の政治学者イアン・ブレマー氏(ユーラシア・グループ社長)は30日、ニューヨークの時事トップセミナーで講演した。
この中で「中国は今後10年間で著しく巨大化し、影響力もずっと高まるが、体制の変化はない。世界最大の経済大国になっても現在と(質的に)ほぼ同じだろう」と述べ、習近平政権下での体制改革に悲観的な見方を示した。
また、習政権は国内の政治・経済を優先しており、「責任あるステークホルダー(利害共有者)となる準備ができていない」と指摘。
国際問題解決でリーダーシップを発揮する能力を持つには何十年もかかると語った。
2013/05/31
[ニューヨーク時事]