被災寺院の観音像盗難 | already read‐news。ο

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宮城県山元町山寺の普門寺の境内にあった観音像が盗まれたことが23日、分かった。
同寺は東日本大震災で約6メートルの津波に襲われて損壊。
観音像は、隣接する墓地から流出した骨を集めて築いた「骨塚」の上に、供養のために置かれていた。

住職の坂野文俊さん(50)は「死者や被災地を汚す行為だ」と怒りをあらわにしている。

観音像は高さ約1.2メートル、重さ約30キロ。
従来は境内にあり、津波で土中に埋もれた。
寺関係者に掘り起こされ、2011年8月に完成した高さ約5メートルの骨塚の上に鎮座していた。
骨塚には観音像を引きずり落としたような跡が残っていた。

坂野さんによると、震災からの再興を祝う儀式を催した19日まではあったという。
22日昼に境内を見回った際に盗まれたことに気付き、亘理署に届けた。

坂野さんは「ボランティアの力を借りながら築いた骨塚を供養する大事な観音像だった。何の目的で盗んだのか見当も付かない。檀家(だんか)と再興を喜んだばかりだけに、腹が立つのを通り越してがっかりする」と話した。


2013年05月24日
[河北新報]