【米国・女性監禁事件】容疑者は「怪物」 | already read‐news。ο

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「兄弟ではなく怪物」
「獄中で朽ち果てればいい」――。

米オハイオ州クリーブランドで女性3人を約10年間にわたり監禁していたとして逮捕されたアリエル・カストロ容疑者(52)の兄と弟は、CNNとの単独インタビューで容疑者への怒りをあらわにした。

アリエル容疑者の兄ペドロ・カストロ氏(54)と弟オニール・カストロ氏(50)は6日、同容疑者とともに逮捕された。
顔写真まで公開されたが、その後疑いが晴れて、9日に釈放された。
アリエル容疑者は誘拐とレイプの罪に問われ、クリーブランド市内の拘置所に収監されている。

ペドロ、オニール両氏は先週末、CNNのカメラの前で逮捕時の状況を振り返った。
オニール氏はその夜、アリエル容疑者とともに母親宅で食事をした後、同容疑者の車で帰る途中だった。
パトカーに止められたので「信号無視でもしたのか」と尋ねたが、同容疑者は「いや、知らない」と答えたという。
「本人はあの時、もう捕まりたいと思っていたのかもしれない」と振り返り、予想していたなら自分を巻き込むようなことはしてほしくなかったと話した。

ペドロ氏は自宅で寝ているところを警察に起こされた。
逮捕される心当たりはなく、飲酒運転絡みの容疑かと考えた。


兄弟3人は別々の監房に入れられた。

刑務官に自分の容疑を尋ねたペドロ氏は「誘拐」と書いた紙片を渡され、「私が誘拐?だれを?」と自問した。

オニール氏が監房にいると、トイレに行くアリエル容疑者が前を通り、同氏に「もう会えないな」と声をかけた。
同容疑者はまた、取り調べに向かうオニール氏に「おまえは何も知らないのに申し訳ない」と謝ったという。

取調室で「この女性たちを知っているか」と写真を見せられ、その名前を聞いたオニール氏は言葉を失った。
町で見かける尋ね人広告の名前と同じだったからだ。
女性たちはアリエル容疑者宅に監禁されていたと聞き、「とにかく信じられなかった。それまでまったく気付かなかったから」と振り返る。

ペドロ氏はたまにアリエル容疑者の家を訪ねることがあった。
この10年間ずっと、キッチンから先はカーテンで仕切られ、そこから奥には入れてもらえなかった。
常にラジオかテレビがついていて、ほかの物音は聞こえなかったという。

同容疑者は「変わり者」だったと、両氏とも口をそろえる。
何週間か姿を見せないこともあり、母親が心配するのでオニール氏が「どうしている」とメールを送ると、「元気だ」と返事が来た。

ペドロ氏は、アリエル容疑者が幼い少女を連れてハンバーガーショップにいるのを見かけたことがある。
監禁されていた女性の1人と同容疑者との間に生まれた娘だったとみられる。
「その子はだれだ」と聞くと、「ガールフレンドの子ども」という答えが返ってきた。

被害者の1人だったジーナ・デヘスースさんの父親は、兄弟3人と親交があった。
ペドロ氏とオニール氏は父親に会うたび、行方不明のジーナさんのことを尋ねて励ましの言葉をかけていた。
ジーナさんの無事を祈る集まりにはアリエル容疑者も参加し、ジーナさんの母親を抱き締めていたという。

ペドロ氏もオニール氏も、犯行を知ったらすぐに通報していただろうと話す。
オニール氏は容疑者を「怪物」と呼び、「刑務所でせいぜい苦しんでほしい。食事を与えられなくても構わない」と語った。
釈放されてからも「どこかに閉じ込められている感覚」が続き、毎晩悪夢にうなされる。
「私は生ける屍(しかばね)だ」と話すオニール氏に、ペドロ氏も同意した。

事件が報道されてから自宅に石を投げられたり、ネット上で脅迫を受けたりした2人は現在、非公開の場所に身を隠している。
ペドロ氏は自分たち家族を責めないでほしいと訴え、「どうか私たちに自由をと、世界中の人々に伝えたい」と話した。


2013.05.15
[CNN]