HO! Mitakuye Oyasin!
ホー! ミタクエオヤシン!
「すべてのものは繋がっている」とか、
「私に繋がるすべてのものたち」のこと。
「ホー」は、共感を表す言葉で、そうそう、とか、なるほど、など。
「ミ」は、わたしの。
「タクエ」は、繋がり。
「オヤシン」は、すべてのもの。
分かち合いの「輪」の中で祈ったり話したりする時、
「ホー」と、合いの手を入れる。
私は、メールや文章などにも、「おはHO!」なんてやり取りをする。
「繋がり」とは、人間同士に限ったことではなく、
「鳥」は、翼を持つ人々とか空を飛ぶものといい、
「木々」を根っこを持つ人々といい、「動物」を、四本足の人々、
「空気」を、風の人々、「地の中」に生きる人々、
「地を這う」人々、「川」を、流れる人々、「水に生きる」人々、
「人間」も、二本足の人々、という。
すべての存在を「人々やもの」と考えている。
もの、は、物ではなく、存在を言う。
地球に存在するすべてのひとびとの中にスピリットを見、感じている。
人や動物、自然という分け方はせず、また生物ではなくても、
あらゆるものを「人々・もの」といいます。
スピリットは、風のようにすべての生命の中を流れ、行き来している。
「四方向の風」といわれ、各方向を司るスピリットがいる。
今の時期は 南のスピリットから西のスピリットに手渡される時。
活動から収穫に入る。
その前の、この天候の変化、まさに秋の空と何とやら~?
しかし、そこにも私たち目線で見るからわからないことが多い。
地球規模で見たとき・・・・・・すべては、必要で起きている。
私たち人間だけの考えで見たら、こんなこと大変だ、こんなのいらない、
と、思えることも、自然界には、なくてはならないことである。
そうは言っても、なるべく災難は避けて欲しいと祈るのですが。
雨が降り続けると、お日様が恋しくなる。
現実的に、洗濯物は乾かないし、湿気でカビやら病気やら、大変です。
しかし、自然界の流れを変えることはできない。
もしそれを何らかの形で変えたとしたら・・・・それは形を変えて大きな異変を招く。
偉大なるシャーマンたちがそれを行い、学んだことで、
自然を相手には、何もしてはならない、と学んだのです。
自然界が必要で起きていることを、学んだのです。
そのような経験の積み重ねによって学んだことを、どう活かすかがこの季節。
知ってるからといって、傲慢になるのではなく、
謙虚さが問われるところでもあります
あらゆる人々はみな、大地の子供であり、地球の住人である。
つまり、それは共に共存していくために同じだけの「権利」と「責任」があるということ。
権利とは、幸せに生きる権利で、草木の一本一本も、風も、人間も、
すべての存在が同じ「人々・もの」として、同じだけ幸せに生きる権利があり、
命の「重さ」も、同じ。
ひとりひとりを尊重し大切にし、調和を保ってこそ、母なる地球の子供。
人間は、すべての兄弟姉妹たちから「助けられ」生かされていることを忘れないでほしいと、
いつも願っています。
だから、犬も猫も「ペット」ではないのです。
枯葉の一枚も、自然のサイクルの中の大切な存在です。
すべては循環して「輪」になり繋がっている~HO! ミタクエオヤシン!