宇奈月温泉から黒部渓谷を遡って欅平までの20km余りを
一時間以上かけて運行しているのが、軌間762mmの黒部
渓谷鉄道だ
大井川鉄道、箱根登山鉄道と並ぶ我が国の代表的山岳観光鉄道
元々、関西電力が黒部川の電源開発の為に敷設した、建設・維持
管理用の鉄道で欅平から上流の黒四地下発電所まで伸びている
しかし殆どが地下で終着も発電所なので客扱いはしていない
肌寒い日であったように記憶している
チケットの予約は吹きっ曝しのトロッコ車両であったが、往復
とも屋根・窓付きに変更した夏はともかく、晩秋は窓付きに限る
この年の紅葉は、例年になく不調であると麓で聞いてはいたが
確かに全く期待外れであった
往来する人の為に線路に平行に隧道が整備され、沿線の所々
で車窓から確認できる
この様な素晴らしい鉄道を一般に開放している関西電力の英断を
称えたい(私用としては不要な様々な安全基準を満たさなければ
ならない)
多段スイッチバックのある国交省所管の立山砂防工事専用軌道等