なぜ期は、未来のはじまり

「なんで?」
「どうしてダメなの?」

1日に何回も続く“なんで攻撃”。

正直、余裕がない日はしんどいですよね。
朝のバタバタの中では特に。

でも私は、この“なぜ期”を未来の土台をつくる時間だと思っています。

 

  まだ分からないだけ

学童の現場で、「お友達が嫌がることはだめだよ」と伝えると
「僕は嫌じゃない」と返ってくることがあります。

悪気があるわけではありません。

ただ、“相手の気持ちを想像する力”がまだ育ち途中なだけ。

だからこそ今、

・どうしてだめなのか
・相手はどう感じたのか
・自分ならどう思うのか

を一緒に考える時間が大切なのだと思います。

 

  守りたい気持ちの中で

トラブルが続くと、「席を離してください」「クラスを別にしてください」

そう思う気持ちも、よく分かります。

我が子を守りたい。傷ついてほしくない。親なら自然なことです。

でも子どもたちは、昨日ぶつかった相手に
次の日「一緒にやろう」と声をかけたりもします。

子ども同士は、ぶつかりながら関係の作り方を学んでいる。

守ることは大前提。でも守ることと、考える機会までなくしてしまうことは
少し違うのかもしれません。

 

では今回も私流いきます!

   私流『なんで期』対応策

幼児期は共有目的のなんで?に対しては
例えば

「なんで雨が降るの?」に対して「お花がのどがかわいた〜っていったんじゃない?」など、想像力を膨らませた返事で良いと思います
こうだったらいいなぁとか色々こどもと考えることは素敵ですし、こどもはそういう時間を楽しんでいるんだと思います。

大人にとっても発想力を高めることになり、柔軟な頭をもつことが、今後のあなたの人生のどこかに役立つことがあるかもしれません。
AIになんでもたよって考えることをやめちゃったら、何も考えられない大人ばかりの世の中になってしまいますよね。

 

① 「なんでだろうね」と一緒に止まる

「ママもすぐ分からないなぁ」「一緒に考えよう」
そう言って、いったん一緒に止まる。

大人がいつも正解を持っていなくていい。

考える姿を見せることが、
いちばんの土台づくりだと感じています。

 

② 先生役にしちゃう

「なんでだと思う?先生、教えて〜」

先生に任命されると、急に真剣。笑
完璧じゃなくていい。

“考えた”という経験が大事。

 

③ あえて夜にもう一度

その場でうまく話せない日もあります。

だからお風呂の中、寝る前に「なんでターイム!」といってそんな時間をつくってみてはいかがでしょうか?いくつか数は決めておくとかルールはあった方がよいですね
考えすぎて眠れなくなっても困るので、こどもによってはお風呂の中だけとかね?

不思議と夜は、心がやわらかいので

 

  なぜ期は、子どもだけのものじゃない

小学生と関わる中で感じるのは、困りごとの多くは能力ではなく“考える土台”の部分だということ。

なぜだめなのか。どうすればよかったのか。自分はどうしたいのか。

その土台は、ゆっくり育ちます。

だからこそ、今目の前にある「なんで?」は未来のはじまり。

なぜ期は、子どもだけでなく大人にとっても「考える期」。

すぐに正解を出さなくていい。一緒に考える。

子育ては長い旅。

その旅は、間違いなく、わくわくする時間です。

今日の「なんで?」は、未来の強さにつながっている。

そう信じて大丈夫。