皆川博子 蝶 | バステトの本ブログ

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本はネタバレしまくりなのでご注意を☆好きな作家は恩田陸、五條瑛、柴田よしき、今野敏、三浦しをん、よしながふみ、伊坂幸太郎、北村薫

蝶 皆川 博子著 (文春文庫) 『蝶』
 内容:インパール戦線から帰還した男は、銃で妻と情夫を撃ち、出所後、小豆相場で成功。北の果ての海に程近い「司祭館」に住みつく。ある日、そこに映画のロケ隊がやってきて…戦後の長い虚無を生きる男を描く表題作ほか、現代最高の幻視者が、詩句から触発された全八篇。夢幻へ、狂気へと誘われる戦慄の短篇集。


 よ~うやく土曜日☆やっとこさ落ち着いてブログが書ける!嬉しいな~♪

最近異様な食欲で、自分が怖い・・・
 朝にドーナツ3つ食べて、ランチに味噌煮込みうどんとご飯定食っていうのを食べて、おやつにパンたべて夕方におにぎり食べて帰宅してから普通に夕食食べて、寝る前に野菜をバリバリ食べてやっと就寝・・・

 この生活を繰り返しています。しかもその食事の間には絶えずチョコとかクッキーとか食べている有り様↓↓

 成長期再び!!!?と思ってわくわくしたんですけど(私の目標身長は170㌢。あと10㌢足りないのです(多))、全然成長する兆しが見えなくてしょんぼりであります。

 まぁ横やら体重やらにも影響が出ていないので良しとするかな・・・クスン

 で!初めて皆川さんの本を読みましたのよ!私☆ 先週の土曜日に本屋で買った本でして、ドキドキしながら読んだこの本。短編集だから、気軽に読み始めたんですけど・・・なんですか!!?この本!!

 あっという間に異世界(?)に連れていかれましたよ(@o@;)
 いままで何となく避けてきてしまった皆川博子さんという作家。。恐るべしです!!

 毎回語彙が少ないんで歯がゆいんですけど、幕末っていうのかなぁ~あの激動の時代の闇の雰囲気が漂っていて、なんともいえずおどろおどろしくまたその雰囲気特有の破滅のにおいがする淫靡さていうんでしょうか??そういうのが漂っていて読み手の意識を本の世界にしっかりと集中させる文章力で本当にすごかった!! 

 通勤時間と地獄の通勤ラッシュがあんなにも意識から取り除けたのって久しぶりの体験でした☆

短編一編一編に添えられた詩の引用も抜群のセンスだし、話の内容を最大限に盛り上げてくれている。
 沢山の本を出しておられる皆川さん。 これから沢山読んでいきたいなぁ~と思います!!

 なので、みなさん!どうか皆川さんの本で 「この本読みなよ」って本がありましたらガツガツと教えてくだされ(><) お願いしま~~す!