寒かったのでストーブの前を猫と争奪戦でしたけど(笑)
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東野 圭吾著 (文春文庫) 『容疑者Xの献身』
内容:天才数学者でありながら不遇な日日を送っていた高校教師の石神は、一人娘と暮らす隣人の靖子に秘かな想いを寄せていた。彼女たちが前夫を殺害したことを知った彼は、二人を救うため完全犯罪を企てる。だが皮肉にも、石神のかつての親友である物理学者の湯川学が、その謎に挑むことになる。ガリレオシリーズ初の長篇、直木賞受賞作。 |
手に入れてからもぐずぐずと読むのをためらっていた本。まだハードカバーがしか出ていなかった時に本屋にしぶとく通って立ち読みで読み切ったハズだったんですけど、やっぱり店員の目を気にして読むのでは記憶が曖昧ですねぇ。驚くことが沢山ありました。
湯川がただ一人天才と認め、親友だった同級生ダルマの石神。天才と天才の頭脳のぶつかり合いと湯川が苦しんでいるのを歯がゆい思いでみている刑事で親友の草薙。
なんとも悲しくて何度も猫の背中で涙を拭きました(ものっすごくイヤがられましたけど)。
元夫を殺してしまった靖子を助けるために犯してしまった石神の過ち。それは紛れもなく罪に問われることだし、絶対やってはいけないことなんですが、石神の決意と心に秘めた想いが最も崇拝する数学に対する想いと同じように純粋だったところが・・・もう読んでいてもボロボロと涙が出てきてしまいました。
ガリレオ作品の中でも一番のめり込んだ作品だったかも! だけどだんだん湯川が可哀相になってきてしまいました。
天才がゆえに気づいてしまった親友の罪。
石神についてもですが、愛した人の為にここまでできるのかと胸を打たれると同時に、愛した人の為にここまでするのかとゾッともしました。
いや、もう本当にラストの衝撃的な事実には仰天しました!
まだ未読の方は是非!!花(女性)がなくても問題にならないくらい夢中になれる作品ですぞ!!
