お小遣いの話になると、だいたい「月いくらか」という話になる。
でも家では、ずっとそこを軸にしてこなかった。
お小遣いは金額じゃなく、どう使ってほしいかの思想の話だと思っている。
家のお小遣いの基本ルール
普段のお小遣いは、いわゆる都度制。
必要なときに必要な分を渡す。
一方で、お年玉は完全に別扱いにしている。
お年玉は「その年にもらった分を、一年かけて自分で使うお金」という位置づけ。
月々いくら、という管理はしない。
高校生の娘のケース
高校生の娘は、
お年玉で だいたい6万円くらい もらっている。
金額だけ見ると、多いと思われるかもしれない。
でも、使い道を見ると、
何か高いモノを買っている様子はあまりない。
どちらかというと、
- 友達と食事に行ったときの食事代
- 部活帰りのちょっとした外食
そういうものに、少しずつ使っている印象だ。
モノではなく、誰かと過ごす時間にお金が変わっている。
中二の息子のケース
中二の息子も、
お年玉は 3万円以上 はある。
ただ、欲しいものが特にない。
去年はタブレットを買ったけれど、
今年は特に大きな出費はない。
その代わり、
- バッシュを買う必要が出たとき
- 部活に関わる必要な出費
そういうタイミングで、
自分のお金として使うことがある。
使わない年があってもいいし、
使うなら納得して使えばいい。
周りの家庭との違い
周りを見ていると、
友達と食事に行くたびに、
親にお伺いを立てて、
その都度お金をもらっている家庭も多い。
それが悪いとは思っていない。
ただ家では、
「使うかどうかの判断を、できるだけ本人に任せる」
というやり方を選んできた。
なぜ、体験に使ってほしいのか
若いうちは、
お金があっても、時間がなければ体験はできない。
ライブに行くこと。
旅行に行くこと。
友達と過ごすこと。
そういう体験は、
時間でしか買えない。
だから、若いときに使えるお金があるなら、
体験に使えばいいと思っている。
就職した子どもを見て思うこと
就職した子どもたちは、
ライブに行ったり、
旅行に行ったり、
ちゃんと体験にお金を使っている。
それを見ると、
これまで伝えてきた考え方は、
間違っていなかったんじゃないかと思う。
お小遣いは、いくら渡すかの話じゃない。
何に使ってほしいか、
どう生きてほしいか、
その家庭の思想の話だと思っている。
あなたの家では、
お金に、どんな考えを乗せているだろうか。