私は、保護者会会長を辞めた。
理由はシンプルだ。
自分の子どもが、SNSで誹謗中傷の対象になったから。
しかも、その投稿に関わる家庭の親は、
同じ組織の役員という立場にあった。
責任を取ったのは、被害側だった
普通に考えれば、
加害側に関わる立場の人が、一歩引く
そういう判断があってもおかしくないと思う。
でも現実は逆だった。
辞めたのは、被害を受けた側の私だった。
組織の公平性、信頼性、子どもたちへの影響。
いろいろ考えた結果、自分が降りるのが一番筋が通ると判断した。
副会長の役割って、補佐じゃないのか
副会長の仕事って、
会長を支えることだと思っていた。
でも実際は、
・提案しても反対ばかり
・無視されることも多い
・協力よりもマウントが優先される
そんな空気が続いていた。
正直、「一緒にやっていける相手なのか?」
そう感じる場面は何度もあった。
家庭でどんな話をしているのかと思ってしまう
子どもがSNSで誰かを傷つける言葉を書く。
それを見るたびに、家庭でどんな会話が交わされているのかを考えてしまう。
子どもは、大人の言葉や空気を映す鏡だと思っている。
だからこそ、今回の件は「子ども同士の問題」ではなく、「大人の問題」に見えた。
それでも私は、騒がない道を選んだ
感情をぶつけることもできた。
相手を責めることもできた。
でも、同じ土俵には立ちたくなかった。
だから、黙って役職を降りた。
逃げたつもりはない。筋を通したつもりだ。
辞めるべき人は残り、守りたかった親が辞めた
この構図に、いまだに違和感は残っている。
でも、自分の選択を後悔はしていない。
子どもを守るために選んだ決断だからだ。
問いとして残しておきたい
大人の立場やプライドは、
子どもの安心よりも優先されるものなのだろうか。