AIと親父とバスケのブログ -108ページ目

AIと親父とバスケのブログ

ブログの説明を入力します。

偏差値60の正体──地方と都会でまったく違う数字の話

正直に言うと、最近まで俺は「偏差値」ってちゃんと分かってなかった。
ネットで偏差値60とか55とか並んでるのを見て、なんとなく「高いほうがいい学校」って思ってた。

でも子どもの進学を現実として考え始めたら、
偏差値だけで判断するとズレるってことが見えてきた。


偏差値って結局、何の数字?

偏差値は「頭の良さの絶対値」じゃない。
同じ模試を受けた集団の中で、どの位置にいるか(順位)の数字。

平均が50になるように作られていて、
平均より上なら50より大きく、下なら小さくなる。

偏差値の「位置感」(ざっくり)

偏差値 集団の中での位置(目安)
70 上位 約2〜3%
65 上位 約7%
60 上位 約16%
55 上位 約31%
50 ちょうど真ん中
45 下位 約31%
40 下位 約16%

ここでのポイントは、“同じ集団の中で”ってところ。
この集団(母集団)が違うと、同じ60でも中身が変わる。


だから「地方の60」と「都会の60」は同じじゃない

例えるなら、偏差値60は「クラスで5番」みたいなもの。
クラスのメンバーが違えば、5番の中身も違う。

同じ偏差値60でも… 実態のイメージ
地方の公立トップ校の60 地域の受験生中心。
上位層もいるが、受験層が幅広く混ざる。
都会の進学校の60 塾・私立志向・中高一貫など、
“進学ガチ勢”が多く、密度が高い。

同じ60でも、求められる学力が同じとは言えない。
ここを知らずに「偏差値だけ」で比べると、判断がズレる。


じゃあ、偏差値以外に何を見ればいい?

偏差値は「入るときの目安」にはなる。
でも本当に大事なのは、入学後に伸びる構造があるか

見るべきポイント(学校のタイプ)

タイプ 特徴 親が見るべきサイン
受験特化型 上位を強く引っ張る 実績が「上位だけ突出」している/上位クラス中心
面倒見型 中位層も底上げ 補習・呼び出し・個別面談が多い/進路分布が広い
放任型 基本は自己責任 「自分でやれ」/補習少/進路指導が薄い

「入学後の伸び」を見る目安

トップ層じゃなくて、
中位で入った子が3年後どうなるかを見る。
ここが伸びる学校か、消耗する学校かの分かれ目。

  • 進学実績は「合格者数」よりボリュームゾーン(人数が多い層)を見る
  • 指定校推薦の扱い(誰に回るか)を確認する
  • 欠点時の対応(補習・呼び出し)があるか
  • 進路指導が薄い学校は、結局家庭が全部背負う

田舎の現実:高校を選べないなら、どうする?

田舎は高校の数が少ない。
「ここしかない」が普通に起きる。

だから田舎の進学は、学校選びというより“学校の使い方”になる。

田舎で効くやり方 狙い
校内順位を取る 推薦・指定校・内申で選択肢を増やす
学校は「内申と推薦を取る場所」 受験勉強は外(塾・通信・自学)で二階建てにする
資格や就職ルートも視野 偏差値勝負じゃない道で強くなる

偏差値で勝てなくても、
校内順位・推薦・外部学習で進路は作れる。
田舎は「構造を知った親」が強い。


最後に:偏差値は“材料の一つ”に戻す

進学って、「いい学校に入れるか」じゃなくて、
その学校で、うちの子が育つかどうかだと思う。

偏差値は便利だけど、便利すぎて危ない。
偏差値だけで決めると、親も子も後悔する。

偏差値学校のタイプ入学後の伸び
この3つをセットで見て、やっと判断が現実に近づく。

俺はこれを、最近になってやっと知った。
でも知れたのは大きい。
進学って、数字じゃなくて構造を見ることなんだと思う。