競技が面白いだけでは
人気スポーツにはなれない
最近、男子バレーを見ながら、ふと思ったことがあります。
もちろん、日本代表は強い。
世界と戦える実力もあるし、選手の身体能力やスパイクの迫力はすごい。
それでも正直に言うと、私は男子バレーよりも、女子バレーの方が面白いと感じます。
男子バレーは攻撃力が高く、サーブやスパイクで一気に得点が決まる場面が多い。
迫力はあります。
ただ私は、攻撃と守備の駆け引きが何度も続くスポーツの方が、見ていて面白いと思います。
競技が面白ければ人気になるのか
ただ、今回本当に考えたかったのは、バレーの試合内容だけではありません。
スポーツの人気は、本当に競技の面白さだけで決まるのでしょうか。
私は、そうではないと思っています。
各地に新しいアリーナができています。
企業や大きな資本も入っています。
スポンサーが増え、試合会場の演出やサービスにもお金が使われています。
- 新しいアリーナができる
- 企業が参入する
- スポンサーが増える
- 試合以外の演出も楽しめる
- 家族で出かける場所になる
バスケットボールは、単なる競技ではなく、
スポーツビジネス
として成長しているのだと思います。
企業が入りやすいスポーツ
野球やサッカーは、すでに大きなプロスポーツとして完成しています。
歴史があり、既存のスポンサーや施設、運営の仕組みもあります。
その一方で、新しい企業が大きく参入し、新しい形を作る余地は、それほど多くないのかもしれません。
バスケットボールは、プロリーグとしてはまだ比較的新しい。
だからこそ、企業が新しい事業として入りやすい。
- アリーナを中心とした街づくり
- 飲食や物販
- ホテルや商業施設との連携
- 企業の広告やネーミングライツ
- VIP席や特別な観戦体験
試合の入場料だけで稼ぐのではありません。
アリーナを中心に、人とお金が動く仕組みを作れる。
企業から見ても、関わる理由が分かりやすいのだと思います。
資本が入ると好循環が生まれる
企業がお金を出す
↓
アリーナや施設が良くなる
↓
観客が増える
↓
スポンサーが増える
↓
さらに投資が集まる
今のバスケットボールには、この好循環が生まれ始めています。
だから、勢いがある。
競技そのものの人気だけではなく、お金が入り、施設ができ、さらに人が集まる。
この差は大きいと思います。
幅広いファンがつかなければ面白くない
ただし、企業がお金を出せば、それだけで成功するわけではありません。
私がスポーツで大事だと思うのは、
若い女性だけ。
年配の男性だけ。
昔からの熱狂的なファンだけ。
特定の層だけで盛り上がっていても、そのスポーツが本当に広がったとは言いにくい。
- 男性も女性も楽しめる
- 子どもも高齢者も楽しめる
- 家族連れも来る
- 友達同士でも来る
- 競技経験がない人も楽しめる
- 純粋に試合を見たい人も満足できる
いろいろな人が同じ会場に集まる。
そういうスポーツの方が、空気も明るくなるし、長く発展していくと思います。
代表戦の人気だけでは分からない
バレーもサッカーも、日本代表の試合は盛り上がります。
テレビでも大きく取り上げられます。
でも、本当の人気は代表戦だけでは分かりません。
普段のリーグ戦に、どれだけの人が足を運ぶのか。
地域のクラブに、どれだけ幅広いファンがついているのか。
そこを見なければ、本当にそのスポーツが根付いているのかは分かりません。
代表チームが強くても、国内リーグに人が集まらなければ、競技全体の発展にはつながりにくい。
逆に、代表戦がない普通の週末にもアリーナが埋まるなら、それは本物の人気だと思います。
スポーツの未来を決めるもの
スポーツの未来を決めるのは、競技力だけではありません。
- 企業が投資したくなる仕組み
- 観客がまた来たいと思える会場
- 地域に根付くクラブ
- 新しいファンが毎年増える仕掛け
- 幅広い世代が楽しめる雰囲気
競技が面白いことは、もちろん大切です。
でも、それだけでは人気スポーツにはなれません。
どれだけ多くの人に愛され、
企業が投資し、
地域に根付き、
持続できる仕組みを作れるか。
今のバスケットボールには、それが見え始めています。
アリーナができる。
資本が入る。
幅広いファンが集まる。
そして、さらに次の投資につながっていく。
今のバスケの勢いに、ほかのスポーツが簡単には勝てない理由は、そこにあるのではないでしょうか。
皆さんは、今一番勢いがあると思うスポーツは何ですか?