【序章】1年からスタメンの娘が気づいた“勝てないチーム”の本当の理由
バスケットボールを続けてきた娘が、高校1年からずっとスタメンで試合に出続けてきたことは、親として本当に誇らしいことでした。
そして同時に、実力者だからこそ見えてしまった景色もあったようです。
中学・高校と県トップレベルで戦ってきた娘は、強豪校との試合や外部コーチによる指揮など、 “勝つチームの空気”も肌で感じてきました。
だからこそ今のチームに対して、強い違和感を持つ瞬間が何度もあったそうです。
■ 実力者だから分かる「チームの矛盾」
娘が感じていたのは、勝てないチームの構造的な問題でした。
- お気に入り選手だけが優遇される
- 実力より“従順さ”が起用の基準になっている
- ディフェンス重視と言いながら、指示はオフェンスばかり
- タイムアウト後に修正できず、ほぼ失敗する
- 流れを止める交代が多い
- ベンチが試合を見ていない時間がある
- 外部コーチが指揮した時だけ勝つ“異常な現象”
こういった矛盾が積み重なると、どれだけ選手が頑張っても、
「このチームじゃ勝てない」
という感覚が選手の中に広がるのも当然です。
■ “忖度文化”が選手の成長を止める
娘から聞いていて特に印象的だったのは、
「お気に入りの選手は、選手同士から信用されてない」
という言葉でした。
ミスしても怒られない。
起用が感情で決まる。
努力や実力が評価されにくい。
こういうチームは、どれだけ素材が揃っていても伸びません。
そして皮肉なことに、反発や意見が言える“強い選手”こそ切り捨てられることも多い。
娘はその理不尽さにも気づいていました。
■ 最後に娘がたどり着いた言葉
3年間、全力で戦ってきた娘が最後に言った言葉は、とても重いものでした。
「コーチは変えられない。だから、チームを選ぶときは慎重に。」
これは、ただの愚痴ではありません。
“実力者の目線で見た現実”であり、これからバスケを頑張る子や親に届けたいメッセージです。
■ だからこのシリーズを書きます
このシリーズでは、 娘が経験してきたこと、親として感じたこと、
そして「勝てるチーム」と「勝てないチーム」の本質について、丁寧に書いていきます。
誰かを批判するためではなく、
“これからチーム選びをする家庭が後悔しないように”という思いを込めて。
次回から本編が始まります。