前回の日記から早1ヶ月が経過してしまった。
多くの筆無精の原因は、「写真をアップロードするのが大変だ」という事に尽きるのではないだろうか。
写真というものは便利で、語らずともその時の状況をありありと克明に再現してくれる訳である。
しかしそればかりに頼っていては文章を書くという能力が損なわれていまいそうなので、
今夜はこのように文章だけでひとつ近況を綴ってみるのも一興かと考えついた次第である。
さて先日、11/3~6にパシフィコ横浜で開催された
「楽器フェア2011」に参加してきた。
言うなればモーターショウの楽器版とでも言えるような内容で、2年に一度開催されるものである。
年々規模こそは縮小されているものの、やはりあのだだっ広いメッセ会場をいくつものブースに分けて各社が出展し、人々が押し寄せる様は圧巻である。
そのようなイベントに参加できたきっかけは3年来の付き合いになるドラマー神田リョウ君の誘いであった。
たまに参加している、ストリートでダンサー、ヒューマンビートボクサー、ミュージシャン達で集まって即興パフォーマンスを行うTAP JAM CREWというグループでの出演となった。
今回は楽器ケースのメーカー「Skull Music Records」さんの依頼での参加という事だった。
神田君と社長さんの地元が近い、ということもあって意気投合した事がきっかけだったそうだ。
当日は朝の11時に集合。会場にいってみると一角だけ、やたらROCKテイストなブースが。
ユニオンジャックの旗、マネキンに水着、スティーブエトウ氏の使用したというドラム缶。
マネキンには完全防水加工がウリのギターケース、
超軽量がウリのギターケース(ホントウに軽いのだ)、またドラムのスティックケースなどそれぞれが背負わされている。
パフォーマンス時にはこれらケースをダンサー達が持ちながら踊ってアピールをし、演奏で盛り上げるという寸法だ。
パフォーマンスは3,5,6日の3日間。15分ほどのセットを1日に6回くらい行った。
神田リョウ君はKORG社の新製品wave drum miniのデモンストレーターも兼任していたので、ふたつのブースを行ったり来たりしていた。
我々のいたSkull Music Recordsさんのブースではどちらかというと不特定多数の方に興味を持ってもらいやすかったと思う。楽器フェアにタップダンサーがいる、という物珍しさもあってか
演奏が始まるとすぐに人だかりができるのだ。反応を見ながら演奏のグルーヴを変えていく。
基本的にはコード進行1発もののHOUSEビートが中心だが、その中にオカズ的にフレーズを盛り込んでいったり、ドラマー神田リョウのコントロールでテンポがHip HopになったりDrum'n'Bassになったりする。
即興とは言えども好き勝手にハチャメチャにやるのではなく、ダンサーが踊りやすいように4分音符のビートがぜったいにブレてはなるものか、とか、ここでオールドスクールのベースラインを盛り込んだらテンションが上がるだろうな、とか考えたりしないでもないが、要は気持ちいいように弾くのである。しかし暴走してはいけないのでベース、というポジションのギリギリのバランスを保つのである。
このあたりが難しく、面白い。
こういうときは耳が命。誰かが吹いたフレーズを面白くドラマティックに聴かせられるように意図して勝手にコード進行を作るときもある。こういった「余計な事(笑)」は(大きな編成では特に)、ときには邪魔になることもあるが、うまくハマったとき、ことさら小編成の時には非常に良い効果を生むので、たびたび、やる。みんなの笑顔が見たいか(ry
回数を重ねるごとにどんどんみんなも勝手が掴めてきたようで、ブースは終始盛り上がっていた。
社長もどんどん楽しそうな表情に。しかし暴走してはいけないので自らのポジションのギリギリのバランスを保っていらっしゃるのである。
このあたりが難しく、、
∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵
フェアでは様々な懐かしい人達が遊びにきており久方ぶりに話をすることができた人もいる。
初日にハーバーラウンジで演奏していたギタリストの菰口くんとも久しぶりの再会。同じくベーシストの森岡克二さんもブースに遊びにきてくれ、初対面で短い時間であったにも関わらず高速でベース談義が繰り広げられた。
僕が使用させて頂いている、国産の老舗ベースメーカーTUNE社のPhoenixという楽器、またこのメーカーのビンテージモデルについてまで話は及んだ。
同年代ベーシストのタカハシヨシキ氏にも会えたし、ベルリンから帰国中のhumanelectroことRYO FUJIMOTO君とも話を。彼はアジアツアーを控えている。
RIZEのkenken氏や、tc electronic japanの社長さんやスタッフさんともご挨拶をさせて頂いた。
ちゃっかり新製品のアンプの試奏も。
また、お世話になっているjazz専門誌の「The Walker's」さんの雑誌を持っていったのだがこれが功を奏し、興味を持って頂いた方達にお渡しすることができた。
そうして大盛況で楽器フェアは幕を閉じた。
以前より、この楽器フェアに出演できるということはミュージシャンとしてひとつの憧れのようなものでもあったので、それが達成された事はほんのり嬉しい。
なかなかのハードなスケジュールではあったものの、この楽器フェアでは沢山の人達と知り合う事ができたしとても素晴らしい経験をさせて頂いた。
こうして、人と人との縁で色々な物事は回っていくのだということを改めて学ばせてもらった。
まずは、自由にやらせてくれたSkull Music Recordsさんに感謝。
(ベースのケースが出たら是非欲しいな、、。)
参加したメンバーにはお疲れさまを。
そして誘ってくれた神田リョウ君に改めて感謝。
楽器フェアで出会った皆さん、ありがとう!
bass
森田悠介
HP http://yusukemorita.jimdo.com/
年末年始ライブスケジュール更新中!
your kindness,
our happiness,
CHEEZENESS!!

多くの筆無精の原因は、「写真をアップロードするのが大変だ」という事に尽きるのではないだろうか。
写真というものは便利で、語らずともその時の状況をありありと克明に再現してくれる訳である。
しかしそればかりに頼っていては文章を書くという能力が損なわれていまいそうなので、
今夜はこのように文章だけでひとつ近況を綴ってみるのも一興かと考えついた次第である。
さて先日、11/3~6にパシフィコ横浜で開催された
「楽器フェア2011」に参加してきた。
言うなればモーターショウの楽器版とでも言えるような内容で、2年に一度開催されるものである。
年々規模こそは縮小されているものの、やはりあのだだっ広いメッセ会場をいくつものブースに分けて各社が出展し、人々が押し寄せる様は圧巻である。
そのようなイベントに参加できたきっかけは3年来の付き合いになるドラマー神田リョウ君の誘いであった。
たまに参加している、ストリートでダンサー、ヒューマンビートボクサー、ミュージシャン達で集まって即興パフォーマンスを行うTAP JAM CREWというグループでの出演となった。
今回は楽器ケースのメーカー「Skull Music Records」さんの依頼での参加という事だった。
神田君と社長さんの地元が近い、ということもあって意気投合した事がきっかけだったそうだ。
当日は朝の11時に集合。会場にいってみると一角だけ、やたらROCKテイストなブースが。
ユニオンジャックの旗、マネキンに水着、スティーブエトウ氏の使用したというドラム缶。
マネキンには完全防水加工がウリのギターケース、
超軽量がウリのギターケース(ホントウに軽いのだ)、またドラムのスティックケースなどそれぞれが背負わされている。
パフォーマンス時にはこれらケースをダンサー達が持ちながら踊ってアピールをし、演奏で盛り上げるという寸法だ。
パフォーマンスは3,5,6日の3日間。15分ほどのセットを1日に6回くらい行った。
神田リョウ君はKORG社の新製品wave drum miniのデモンストレーターも兼任していたので、ふたつのブースを行ったり来たりしていた。
我々のいたSkull Music Recordsさんのブースではどちらかというと不特定多数の方に興味を持ってもらいやすかったと思う。楽器フェアにタップダンサーがいる、という物珍しさもあってか
演奏が始まるとすぐに人だかりができるのだ。反応を見ながら演奏のグルーヴを変えていく。
基本的にはコード進行1発もののHOUSEビートが中心だが、その中にオカズ的にフレーズを盛り込んでいったり、ドラマー神田リョウのコントロールでテンポがHip HopになったりDrum'n'Bassになったりする。
即興とは言えども好き勝手にハチャメチャにやるのではなく、ダンサーが踊りやすいように4分音符のビートがぜったいにブレてはなるものか、とか、ここでオールドスクールのベースラインを盛り込んだらテンションが上がるだろうな、とか考えたりしないでもないが、要は気持ちいいように弾くのである。しかし暴走してはいけないのでベース、というポジションのギリギリのバランスを保つのである。
このあたりが難しく、面白い。
こういうときは耳が命。誰かが吹いたフレーズを面白くドラマティックに聴かせられるように意図して勝手にコード進行を作るときもある。こういった「余計な事(笑)」は(大きな編成では特に)、ときには邪魔になることもあるが、うまくハマったとき、ことさら小編成の時には非常に良い効果を生むので、たびたび、やる。みんなの笑顔が見たいか(ry
回数を重ねるごとにどんどんみんなも勝手が掴めてきたようで、ブースは終始盛り上がっていた。
社長もどんどん楽しそうな表情に。しかし暴走してはいけないので自らのポジションのギリギリのバランスを保っていらっしゃるのである。
このあたりが難しく、、
∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵
フェアでは様々な懐かしい人達が遊びにきており久方ぶりに話をすることができた人もいる。
初日にハーバーラウンジで演奏していたギタリストの菰口くんとも久しぶりの再会。同じくベーシストの森岡克二さんもブースに遊びにきてくれ、初対面で短い時間であったにも関わらず高速でベース談義が繰り広げられた。
僕が使用させて頂いている、国産の老舗ベースメーカーTUNE社のPhoenixという楽器、またこのメーカーのビンテージモデルについてまで話は及んだ。
同年代ベーシストのタカハシヨシキ氏にも会えたし、ベルリンから帰国中のhumanelectroことRYO FUJIMOTO君とも話を。彼はアジアツアーを控えている。
RIZEのkenken氏や、tc electronic japanの社長さんやスタッフさんともご挨拶をさせて頂いた。
ちゃっかり新製品のアンプの試奏も。
また、お世話になっているjazz専門誌の「The Walker's」さんの雑誌を持っていったのだがこれが功を奏し、興味を持って頂いた方達にお渡しすることができた。
そうして大盛況で楽器フェアは幕を閉じた。
以前より、この楽器フェアに出演できるということはミュージシャンとしてひとつの憧れのようなものでもあったので、それが達成された事はほんのり嬉しい。
なかなかのハードなスケジュールではあったものの、この楽器フェアでは沢山の人達と知り合う事ができたしとても素晴らしい経験をさせて頂いた。
こうして、人と人との縁で色々な物事は回っていくのだということを改めて学ばせてもらった。
まずは、自由にやらせてくれたSkull Music Recordsさんに感謝。
(ベースのケースが出たら是非欲しいな、、。)
参加したメンバーにはお疲れさまを。
そして誘ってくれた神田リョウ君に改めて感謝。
楽器フェアで出会った皆さん、ありがとう!
bass
森田悠介
HP http://yusukemorita.jimdo.com/
年末年始ライブスケジュール更新中!
your kindness,
our happiness,
CHEEZENESS!!
