バッシーの「目指せ、本100冊読破!」 -5ページ目

<16冊目> 「佐賀のがばいばあちゃん」

佐賀のがばいばあちゃん/島田 洋七
¥540
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勢いにのって16冊目です。


この本は流行りましたね。
しかも、映画になったり、ドラマにもなったり。


そこで、遅ればせながら読んでみました。


「ばあちゃん腹減った!」「気のせいや!」
「やっぱりお腹減った!」「夢や!」


などと言ったテンポの良い笑いの中に


「幸せは自分自身の心のあり方で決まる」
「良い人生を生きよう、誰の為でもなく自分の為に」


などと、中村天風の教えのような話が散りばめられていて
アッという間に、読み終わってしまいました。


巻末の付録についている「ばあちゃん語録」の中で
私が特に気に入ったものを一つ紹介します。


 「時計が左に回ったら、壊れたと思って捨てられる。
      人間も昔を振り返らず、前へ前へと進め!」


なるほど、例えがうまいですよね。


今日は短めですがこの辺で。 それでは、また。



<15冊目> 「武士道」

武士道/新渡戸 稲造
¥520
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お久しぶりです。


本読めないな~ブログ書けないな~
だって忙しいんだもんな~。


などと、ウダウダ自分に言い訳してるうちに
もう4月になってしまいました。


実績が上がらなくても、時は無常に過ぎていく。
そして残されるのは、限られた時間と計画残。
(営業時代を思い出すなあ・・・)


えー、ここは4月で新年度になったことだし
いったん、自分の頭の整理を。


3ヶ月で14冊しか読んでないって事は
1ヶ月平均4.6冊。それに12ヶ月を掛けると
今年の着地見込みは56冊。


1年で100冊達成しようと思ったら、残り9ヶ月で86冊。
1ヶ月平均で9.6冊。 と、いうことは
な~んだ1週間で2.4冊読めば達成だー!


・・・これから薄い本ばかり読もうかな(苦笑)


とまあ、久々の更新なので嬉しくて
ダラダラ脇道にそれた事を書いてしまいましたが
今回読んだのは、新渡戸稲造の「武士道」です。


前回読んだ、トム・クランシーの「日米開戦」を読んで
日本人独特の価値観や思考回路、またそこからくる
判断基準などを、改めて学びたいな。と思ったからです。


今まで「武士道」という響きから、古臭く偉そうで
近寄りがたいもの、という間違った解釈をしていました。


実はこの本を読んでみてわかったのは
「武士道」とは、人としての「あるべき姿」を
文章化したもので、1192年の鎌倉幕府ができて以来
代々、武士たちの間で磨き上げ続けられてきた
世界でも類を見ない最高の「名誉の掟」なのだそうです。


日本人として、このようなモノが存在している
という事を、素直に誇りに思います。


何故、現在の日本人は自信と誇りを無くしているのか。
これを読めば、自信と誇り、そして力が漲ってくるのではないでしょうか。
(私はその効果がバッチリありました!)


話は変わりますが、以前、日清・日露戦争と
太平洋戦争を指揮した人たちの一番の違いは

「心」の部分であった、と何かで読んだことがあります。
それは多分、「武士道精神」の事だったのでしょう。


日清・日露戦争時代の日本人の話なども読んでみたいな。
(それらの本で薄い奴ってほとんど無いでしょうね・・・)


最後に、簡単に「武士道」を構成する要素を
書きとめておきたいと思います。


 ◆武士道」を構成する要素


  ・義   不正や卑劣な事を禁じ、死も恐れず正義を遂行する精神
  ・仁   相手への思いやり
  ・礼   礼儀・礼節
  ・智   叡智・工夫
  ・誠   ウソをつかずごまかさないこと 
  ・勇   勇気と忍耐で正しい事をすること
  ・信   信用・信頼
  ・忠   主君に対する偽りの無い心
  ・考   父母を大事にすること
  ・悌   年長者に従順なこと
  ・名誉 天命をやり遂げる為、恥ずかしくないことをすること
  ・克己 己に克ち、常に心を平成に保つ


2007年度は、上記の「武士道」精神に則り、頑張るぞー!


もしよろしければコメントお願いします。 それでは、また。 



<14冊目> 「日米開戦(下)」

日米開戦〈下〉/トム クランシー
¥980
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またまた、ひさびさの更新です。

いつも通勤電車の中で読んでいるのですが
文庫本で約800頁ともなると、なかなか読み終わりません・・・。


中身はすごく面白いから、いつまでも楽しめて良いけど
読み終わらないことには、ブログ更新できないしなあと
嬉しいやら悲しいやらの2週間半でした。


さて、ようやく上・下巻と読み終わり
印象に残った点を書いていきたいと思います。


①マスコミについて


 現代社会において、マスコミが絶大な影響力を持っているのは周知の事実。
 そのマスコミを通じての世論操作(大衆操作)の手法が
 物語中で効果的に使われていて、非常に興味深かったです。


  (例) ・戦争のきっかけ作り ・占領地におけるPR戦略
      ・戦局の打開に向けたマスコミ操作 ・緊急事態での広報体制


②日本について


 著者がアメリカ人で、客観的に日本のことを描写しているため
 「日本とは? 日本人とは?」などと考えさせられます。


 私も、日本人独特の価値観や思考回路、またそこからくる
 判断基準などを、改めて学んでみたいな、と思いました。


 そこで早速、新渡戸稲造の「武士道」を買って読んでます。
 <15冊目>はこれです!(予告)



③メモについて


 話はガラッと変わりますが、 主人公ライアンの奥さんで

 医学博士のキャシーは「メモ魔」です。


 いつでもどこでも、アイデアが閃いたら
 その場でメモる、というシーンが出てきました。

 

 その時に、キャシーが言ったセリフが
 「書きとめなければ、何も起こらなかった、ということよ。」


 うーん、名言。
 良いアイデアは、前髪しか生えてないらしく(想像すると笑える)
 見付けたらすぐ捕まえないと、二度と捕まえられないらしいです。

 
 私も今年、野口悠紀雄さんの「超手帳法」<6冊目参照>を読んで以来
 A7サイズのメモ帳を肌身離さず持ち歩き、何でもかんでもメモってます。
 (使っているのは「Rollbahn」最近のお気に入り!)


 もともと、何でもすぐ忘れる性質なので
 この方法は、すごく自分に合ってるみたいです。

 

 でも、なかにはメモらずに、全て記憶する! って人もいますよね。
 みなさんは、メモ派ですか? 記憶派ですか?


 それでは、また。



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