タイムスリップ | あなたは絶対に大丈夫 / 心理セラピスト@札幌 白鳥大介のブログ

あなたは絶対に大丈夫 / 心理セラピスト@札幌 白鳥大介のブログ

本来の自分を解き放って
ラクで幸せな人生を取り戻すために

おはようございます!心理カウンセラーとして勉強中の白鳥大介です!

昨日フェリーで秋田から札幌に帰ってきました。
東京→秋田→札幌の気温差にやられ体調崩しそうです(笑)。
約一週間札幌を離れてましたが、その間に急激に寒くなったようです。
皆さんも体調にはお気をつけ下さい。


さて、もう一昨日の話になりますが、僕の大切な人に会ってきました。
秋田県は県南の横手市まで。
秋田市からは電車で1時間ちょっとのところ。

会ってきた人はこの方です↓


僕の師匠、ぴーちゃんこと、いかり屋広恵さん。
久しぶりに会えてとても嬉しかった!!

3時間くらいの滞在でしたが、積もる話が積もりすぎてタイムスリップしました(笑)。
楽しすぎてあっという間に時間が過ぎてしまいました。

広恵さんは僕が一番精神的に辛かった時期、今年の春くらいだったでしょうか。
僕が勇気を出してカウンセリングを受けてみようと思って受けた初めてのカウンセラーさんです。
そして僕が心理の世界に入るきっかけになった人でもあります。

横手市についたとき、「帰ってきた」という感覚がありました。

そう、まだ秋田に住んでいた今年の春頃、精神疾患まで起こし、仕事も人間関係も何もかもうまくいかなくて、どうしようもなく辛くて辛くて、もう誰かに助けてほしくて、それこそ死ぬ思いで横手に向かった記憶が蘇りました。
半年ちょっと前の話、そう、まだそれしか経っていないんです。
でももう遠い昔のように感じました。

まさかあのとき僕が今こんなに幸せになって、自分の目標に向かって突き進む自分を想像すらできなかった。
本当にお先真っ暗闇、何も見えず暗い穴の中に閉じ込められているような感覚でした。


あのとき、広恵さんに言われた印象に残っている言葉が今でも忘れられません。


辛い、悲しい、苦しい、もっときちんと感じて。とにかく感じきって。
今感じている感情から逃げないで。
それから逃げてもいつまでも追ってくるよ。
自分をもっと感じてあげて。


あのとき僕は楽になりたかったのに、もっと苦しめって言われている気がして、嘘だろって思った記憶があります(笑)。

でも僕にはあのときそうするしかなかった。
あとは生きるか死ぬかの瀬戸際まで来ていた。
あのとき生きるためには広恵さんを信じてみるしかなかった。


帰りの車の中で号泣した。


辛いよー!!!!

悲しいよー!!!!

苦しいよー!!!!


死ぬほど泣いた。
自分の感情に初めて向き合った。
それからしばらくもがき苦しんだ。


今になってみればわかる。
あのとき言ってくれたことは暗い穴から這い上がるためにもがいて。自分の力で出られるよ。大丈夫だから自分から逃げずに生きてって言ってくれてたんだなって。

それからほどなく僕は暗い穴から一筋の光が差してくる感覚を感じ、自分の力で歩き出す第一歩を踏み出しました。


大丈夫。


そう信じてくれた。


だから僕もきっと大丈夫ってそう自分を信じてみた。


そしたら大丈夫だったんです。


人間生きてればどんなに幸せでも辛いこと、苦しいこと、悲しいことも当然あります。
それらを無くすことは残念ながら、どんな優れたカウンセラーやセラピストでもできません。

心理カウンセラーやセラピスト、心理学は人生転んだり怪我をしたりしないようにするためのものではありません。
転んでも怪我をしても大丈夫なんだって思える自分になるためのものです。


広恵さんは僕が這い上がって、立ち上がって、一歩ずつ進んでいく姿を大丈夫って見守ってくれました。
何か僕に節目が来るとその度に一緒に喜んでくれて、僕は生きる希望が沸いてきたんです。


たった半年ちょっと前の話。
人生に絶望し、暗い穴に落ちても無事生還しました。
僕は大丈夫でした。僕がそれを証明しました。


あの日から横手にまた帰ってきて、成長した自分の姿を広恵さんに見せることができた。


それが何よりも幸せで、何よりも嬉しかったです。