申し入れ書 

                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      在日米陸軍司令官・米陸軍第一軍団司令部司令官 ジェームス・ドゥ-ガン准将 様

陸上総隊司令部日米共同部長          兵庫 剛 様

陸上自衛隊座間駐屯地司令           橋口 尚徳 様

 

 私たちは、座間市、相模原市とその周辺に住む市民です。私たちは、基地強化と戦争に反対して、2005年11月末より毎週水曜日にキャンプ座間正門前での座り込み、座り込みを始めて20年半になります。デモや申し入れ書を届ける行動も、今年の4月で20年になりした。

 今も止むことのない世界中の戦争ー2026年の幕開けはトランプのアメリカによるベネズエラへの攻撃ーベネズエラ大統領夫妻の拘束から始まりました。2月末にはイスラエルと米によるイランへの攻撃があり、以後イランとの戦争は2ヶ月を超えます。昨年末以後、イランの人々は独裁政権に反対して、これまでで最大の大規模デモを起こして闘っていましたが、イラン政府は武力で持って人々を弾圧、1月から2月末までに弾圧されて亡くなった人々の数は4万人以上にも上るといいます。トランプ、ネタニヤフが戦争を起こす前、私たちはこのことに無自覚でした。

そして、ロシアのウクライナへの侵攻から始まった戦争も4年を超え(とりあえず2022年2月からですが)、イスラエルのガザへの侵攻も2年半超(これもとりあえず2023年10月からとして)、

ガザでの死者は7万人を超え、ジェノサイドを私たちは止めることができないでいます。この現実に苦しさを抱えながら向き合っています。

 

 ここでちょっと、話題を変えて、星のことを考えてみたいと思います。私は星や月を見るのが好きです。この辺りでは、夜空を見上げても、数えるほどしか見ることができませんが、冬の晴れた夜に双眼鏡を持って夜空を見上げるのは楽しいです。みなさまも、遠くの星からくる光が,地球に届くには長い時間がかかることはご存じのことと思います。大きな望遠鏡を使い、遠くの星から届く光を調べて、宇宙の始まりがいつ頃か研究している方がいます。さらに、宇宙の星や、様々な銀河の動きなど研究している方もいます。宇宙がなにでできているか調べると、私たちの知っている物質はわずか5%で、残りはダークマター、ダークエナジーなどまだ確認できていない物質からなると考えられています。SFの世界のようです。

 宇宙の始まりまでの時間の長さ、宇宙の広さと比べるまでもなく、私たち一人ひとりが,いかに小さな存在であるか分かります。しかし、その小さな存在である一人ひとりは、それぞれ必死に生きているかけがえない存在でもあります。私たちはイランやウクライナ、パレスチナでかけがえのない命を生きる人々、抵抗の声を上げる人々、ロシアやイスラエルの中で、声をあげ闘う人々と連帯します。

 

 一人一人の命こそが大切だと思います。戦争や武力、武器では、生命や平和を守ることはできません。新基地を建設したり、軍備を拡充したりするのではなく、共に生きるにはどうしたらよいかを考え、地道な対話を実現していくべきだと思います。平和を作り出すにはどうすればよいか一緒に考えましょう。私たちは、この街を、少しでも平和な街に近づけて、次の世代に渡したいと願っています。いつか、基地のない街になることを願います。世界中の人々が、互いの個性、違い、歴史を認め合い、尊重しあい、共に安心して暮らすことのできる平和が実現することを強く望みます。私たちは、これからも、あきらめることなく、基地強化に反対していきます。キャンプ座間を市民に返してください。基地のない平和な町を、私たちは望んでいます。

 2026年5月16日 バスストップから基地ストップの会と申し入れ行動参加者