さて、前回の続き。

 

お店にきた、おっちゃんは

「開高健の形見のリールを持ってるんだよ」

と、言いました。

 

そう、お店にはABUのオールドリールが飾ってあったりして

そんな雰囲気から、そんな話しになったんですが…

 

僕は、言いました。

「え、そうなんですか! 僕、開高健嫌いなんですw」

 

まあ、なんだ。

これ、ウソでも「僕、開高健好きなんです」って言えばいい場面ですかね?

 

当然の事ながら

おっちゃんは

「え、どうして?」と聞いてきた。

 

僕が中学生ぐらいの時だったか…

昔見たテレビの話しをした。

 

開高健がタイメンを釣りに行ったテレビの特番だ。

 

幻の魚「タイメン」を狙う開高健。

 

番組の最後にようやくタイメンを釣り上げた開高健に

スタッフらしき人が声をかける。

 

「先生逃げますよ!」

 

開高健曰く

「大丈夫、もう脳刺したから」

 

テレビを見ていた僕はビックリした。

 

幻の魚シメとるやん!

 

貴重な魚だろ!?

逃がさないの?

それ即殺しちゃうんですか?

 

僕「それ以来、開高健キライになったんですよ。」

 

おっちゃんは、なるほどと頷いた。

 

 

続く。