(^ω^)さて、先週のネコdeボバンチは
「乱死怒町からこんにちは、」でした。

仲良くして頂いてる山本ソウさんが、映画に関わるということは、前のネコdeボバンチでもお話しましたが、描いた絵が映画で使われるなんて素敵な事じゃないですか?

僕も釣りのDVDの製作をやっておりますが、映像と言っても映画は全く次元の違う世界になります。

釣りの動画は、もちろん自然相手ですから意図的にシーンを作っていくのは難しく
撮り上がった画を演出していく作業の方が多いので、言わば大喜利に近いです。

素材はコレ、では皆さんに見て頂けるように編集しなさい。
って感覚ですね。

映画は逆にシナリオを書いて絵コンテを描いて、設計図に合わせて素材を作っていく物なので間逆の作業です。(ドキュメンタリーは除くけど)

と、なると最初から見せ方を全てゼロから作る事になります。

このゼロが本当に凄い事で、無い所から小説を書いたり漫画を描いたりする人は類稀な才能だと思うわけです。

だが、ただ書けたからといっても面白い小説と面白くない小説があるように、そこから先の世界があります。
もちろん、好みの問題もありますが、人に見てもらおう、楽しんでもらおうとなると見せる工夫やらテクニックが必要です。

あなたが面白いと思う映画は、必ずあなたが面白いと思うツボがあるはずなのです。
そのツボは作ってる人が意図的に仕込んでいる。

最初は単純に映画を楽しんだらいいでしょうけど、面白かったら記憶が新しいうちに二度目何が面白いのかを意識して探しながら見るってのがいいですよ。
一回目で気付かなかった仕掛けを沢山見つける事がありますね。

まあ、時に有名ミュージシャンが映画を作ると感性に偏った映画を作る事がありますが、ああいう芸術志向な映画は僕は好きじゃないです。

その逆に芸人さんが映画を撮った方がありね。
多分、元々コントやらネタを作る方が起承転結というか、始まりからオチまでの流れを作られるので、人にどう見せるのかを研究しておられるのだと思います。

どう見せるかというのは意図的に人の感情をコントロールしていく事なんですよ。

どう見せたら悲しいシーンが作れるか。
どう見せたら笑わせる事ができるか。
どう見せたらカッコいいか。

ちなみに知人に「映画作りたい」と言ってた人がいるんですが
一言一言のコメントのセンスというか発想からして面白い人で、
僕は類稀な才能を感じましね。

本当、羨ましい。

将来、その人と実際に映画作りなんか出来たらいいなと思います。

(^ω^)では