商売人は当然福をもらいに行かなくてはならない。

えべっさんに参るのである。

京都のえべっさんは耳が遠いらしいので正面からお参りした後に、横に回って建物の板を叩いて念を押す。

ちょっと!えべっさん!聞いてます~?

その後がまた厄介だ。

確か、帰り道は寄り道したらいかんらしいし、しゃべったらいかんらしい。

福が逃げるのだそうだ。

誰がそんなルールを作ってくれたんだろうね。

同じように商売繁盛を願うお稲荷さんは毎年続けて参らないと怒ってしまわれるらしい。

神さん参るのも色々ルールがあって大変だな。

ちなみに出雲大社は縁結びの神様として有名だが、カップル成立してから二人で参るとヤキモチをやかれるとか聞いたぞ?

そういや、ギリシャ神話の神々はそれ以上に気難しいな。
何かにつけて人を化け物に変えたり、天変地異を起こしたりするよな。

日本の神さんはまだ優しい方なのかもね。

一先ず、今年の商売運を祈願してみた。

ちゃんと願いが届いてますよう…