日本人に英語が必要なのか?の第4弾。
私は一応英検準一級に合格している。
はっきり言って
何の自慢にもならない資格だと思う。
不要論を語る上で
多少の学習経験がない奴が言っても
説得力がないので一応お伝えしている。
特に日本にいて英語を
日常でほとんど使わない人で
将来海外に住む予定もなく
これから安易に英語学習を始めようとしている人達に対して
「ほぼ100%挫折するのでやめとけ」と
愛情を込めてその腰をへし折っておく。
言語学習は生涯学習とも言われる。
取り掛かる前に日本にいてほとんど使わないものに
自分の人生を捧げられるかをまず熟考してほしい。
例えばアメリカの映画を
字幕なしで観たいと言って
英語学習を始めてしまう「おバカ」さんが
この世にはたくさん存在する。
これがどのレベルかが理解できていない。
そういう人達に説明するが
英検1級を持ってても
ほとんど映画の内容は理解できない。
TOEIC満点でも
映画の中で子供が日常的に話す
スラングすらまともに理解出来ない。
ということをまず知っておこう。
映画の場合ある程度理解するのに
最低でも1万時間程度のリスニングが必要とされる。
英語を聴く時間だけで考えると
弁護士試験勉強と同程度の
時間を費やすことになる(一般論)
家事をしながら、通勤時間などは
常にリスニングが必須である。
また大量の単語力や大量の言い回しなどを
理解しなければならない。
映画一本をちゃんと理解するのには相当な根気がいる。
「字幕なしで映画を観たいんだ」なんて
フワフワと語っている人は
何にもわかっていないということが理解できただろうか。
英語漬けの生活を何年も何年も送って
ようやく映画の内容が少しずつ分かるようになる。
それでも100%理解できる訳ではない。
日本に何十年住んでいるのに
日本の漫才の意味が理解できない外国人は沢山いる。
これと同じである。
それでも最初から何年かかってもでも
絶対に英語をマスターしたいと
腹の底から覚悟を決めた人は心から応援する。
語学学習を1年続けられる人は5%以下と言われる。
まずは1年継続しよう。