YAMAHA TRB Customなどなど | ベーシストとエフェクター

YAMAHA TRB Customなどなど

ベーシストとエフェクター-TRB Custom_1

皆様、またまた大変ご無沙汰をいたしております。重い腰を上げて、近況の御報告などをさせて頂きたいと思います。さて、先般はどこまでお話をしましたっけ?


まあ、よく分からないので、とりあえず現状の機材のご紹介から。


<ベース類>
・'91 WARWICK THUMB BASS TN 6st
・'03 WARWICK THUMB BASS TN 6st Fretless
・YAMAHA TRB Custom
・'79 Musicman Stingray
・YAMAHA BX-5
・ATELIER-Z JINO-4


<アンプ類>
・Aguilar DB750
・epifani T210UL
・SWR workingman's 10


<エフェクター類>
・ZOOM B2
・Roland GR-20
・Digitech WHAMMY WH-1
・BOSS SYB5
・BOSS GEB7
・Raven Labs MDB-1

他にもいろいろとありますが、とりあえずボードに載せているもの。


<その他>
・Roland HPD15(Handsonic)


特徴的なところからご説明を申し上げると、まずはベースですが、不動の地位にあるサムベース2本に加えて、孤高の変態ベースとして未だに根強い人気を誇るYAMAHA TRB Customを入手しました。中学生の頃からのヒーローである櫻井氏の影響による、ずっと欲しくて探していたものの、試奏する機会にすら恵まれなかったのですが、運良く入手する機会に恵まれました。店頭で試奏した際は、思わず笑ってしまうほど、まんま後期カシオペアの櫻井さんの音です。BBシリーズからの流れを汲む新ラインということで登場したTRBと記憶していますが、マホボディを大胆にキルトメイプルで挟んだり、100プライの多層構造ネック(材自体はBBと同じメイプル+マホと思いますが)の採用、BB5000からすると、ここまで広げるかというほど広い弦間ピッチ、あえてエボニーを使わず樹脂を使った指板、ピエゾピックアップ搭載など、バブルの影が思い切り垣間見れるベースです。面白いのが、あの独特のドライでソリッドなエッジの立った音は絶対ピエゾによるものだと思っていたのですが、実はそう
ではなく、ピエゾを完全にoffにしても、基本キャラは全く変わりません。アンプにつながずに弾いても、実は同じカチカチのソリッドな音がします。よって、あのサウンドの源泉は実はあのベースの材構成が紡ぎ出すなのだということを今更ながら知って、ベースって奥が深いなと思ったと同時に、原始的な弦楽器であるベースのますますの可能性に思いを馳せた次第です。


あとはStingray(アルダーでとにかくミッドが出る)等々ありますが、後日時間が許す限り順にご説明をしたいと思います。


ベーシストとエフェクター-Stingray79_2

エフェクト関係で大きいのは、思い切ってコンプを抜いてしまったことですね。以前はコンプでスラップの味付けをすることを前提としていたので(ツーフィンガーでは基本offです)コンプを抜くことはありえなかったのですが、この遠因はアンプの入れ替えにあります。WALTER WOODSはとにかくタイトで音をそのまま出力する一方、Aguilarはいわゆる「ベースアンプ」であり、Aguilarの味をつけてくれます。コンプ回路ではないのにコンプを通したようなまとまりを感じるということで人気を博しているエフェクターもありますが、Aguilarアンプも、まさにそのような印象です。クリーンでありながら、どこかブンと唸るような感じがあり、音自体ですごいグループ感を出してくれます。なのに、6弦ベースのハイフレットやコード弾きでもキレイな音の分離を見せてくれます。そんなAguilarですので、逆にコンプを入れるとそのAguilarの良さが薄まってしまう部分があり、結局はコンプを外すことにした次第です。


その煽りを受けたのがBOSS GT-10B(笑) マルチではピカイチの秀逸なコンプ機能を誇っていたのですが、コンプをoffった瞬間、ただの大きな置物になってしまい、空間系・モジュレーション系・歪系だけマルチに任せる、ということで元のZOOM B2に戻した、という次第です。


この辺は、機材の組み合わせや相性の妙というのでしょうか、なかなか面白いものです。


あとは、ベースとは直接無関係ですが、アコースティックユニットで、曲によってはベースよりもむしろパーカッションが会ったほうが良いという曲もあったことから、ハンドパーカッションを導入してみました。マジメに取り組むと、パーカッションというのも奥が深い世界で、思わず生コンガとかにも走りそうになってしまいましたが、グッと踏み止まって、何とかベーシストを続けています(笑)


今度は極力あまり間を空けずに個々の機材について細かいご紹介をしていきたいと思います。引き続きよろしくお願いします。