■アコースティックユニット、緩やかに再始動 | ベーシストとエフェクター

■アコースティックユニット、緩やかに再始動

仕事で新しい領域にチャレンジを開始して早半年、ランチが普通に摂れなのが当たり前という生活をややしばらく続けてきたこともあり、なかなかブログの更新というところまで手が回っておりません。また、このブログを通じて知り合えた方々に対しても、長きに渡り不義理をしていて、ホントに申し訳ないという思いです。断続的にこんな状態が続くと思いますが、これに懲りず、お付き合いください。



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さて、先週、久しぶりにアコースティックユニットの面々と夕食を共にしました。あまりに久しぶりだったので、会話の内容は音楽に関することよりは専ら近況報告や家族の話、出張・旅行秘話等々・・・ そんな中で、今後の活動についても話をしました。


先にご紹介をしましたが、このユニットは女性vo+g+bのドラムレスユニット。今まで実験的にこのユニットでいろいろなことをやってきました。男性voを入れてみたり、voにピアノも弾いてもらって、男性vo+g+p+bという変則的なカルテット形式でロックテイストな曲をやったこともありました。そんな今までの活動を通じて、あれは良かった、これは失敗だったね、などと、話をしていくうちに、何となく、今後どういうユニットを目指すのかということについて、やわらかい状態ではありますが、方向感の共有をしました。要約すると、以下の通りです。


①女性voは、基本、voに徹し、弾き語りはしない。
②J-POP、超有名洋楽をJAZZテイスト、BOSSAテイストにアレンジして演ることをメインとし、同テイストのオリジナルを2-3曲織り交ぜる。
③シーケンサー、リズムマシンの類は使わない。


①については、voメンバーからもリクエストがあったのですが、シンプルに言うと、歌に徹し追求したい、という思いがあったものです。元々はvoをやってもらうことで仲間に入ってもらった訳なのですが、ピアノが得意だったので、つい楽曲に変化を付けるためにピアノが欲しくなり、それに甘えてしまった、という経緯があります。ただ、これはやはりこのユニットの基本コンセプト、即ち、1人の女性voを2人の楽器隊がサポートするという主旨と異なるので、敢えてここで原点に戻ることを選択しました。


②については、アマチュアバンドとしてのオーディエンスに対する配慮が前提にあります。所詮アマチュアバンドなので、原則自己満足の世界で良いわけですが、自分がオーディエンスの立場になって考えると、延々を知らない曲を素人演奏で聴かされるのは、正直結構ツライものがあります(そうですよね!?)。ということで、誰もが知っている馴染みの曲を、ちょっとハッとするようなアレンジでやって、聴く人に良かったと思ってもらえるような演奏がしたいよね、ということで落ち着きました。ただし、それに甘えることなく、アマと言えども、ちゃんと精進し、時には演奏でハッと言わせるようなカマシもできるようにしようという点も忘れていません。


③については、やはり、この3ピーストリオのリアルタイム演奏の限界に挑みたい、というところが思いとして強くあります。意図して演出としてマシンを使うことは全く否定するものではありませんが、ドラム・パーカッションがいないので、しょうがないからマシンに頼る、という選択はすまい、ということです。結果として、自分がエレキベース、アップライトベースに加えて、必要に応じてパーカッションもやることにしました。元々(ヘタクソですが・・・)エレドラなどを家で叩いたりすることもあるので、それほど違和感は無く、曲によって、場合によっては1曲の中で、ベースとパーカッションを使い分ける役回りを担うことにしました。ドラムやエレドラをステージにドンと置いたりスティックで叩くのはちょっと大袈裟なので、前にライブを観たWill Calhounが使ってるような電子パーカッションパッドを、現在物色中であります。


ということで、アコースティックユニット、緩やかに再始動、ただいまメンバー3人で選曲作業中です。一人だとなかなか続かない練習も、課題が決まり、仲間が加わると、俄然やる気が出てきます。年内にスタジオ入り、春先には次のライブ、という感じを目指したいなと思ってます。