WILL CALHOUN & STANLEY JORDAN@Blue Note | ベーシストとエフェクター

WILL CALHOUN & STANLEY JORDAN@Blue Note

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行ってきました、Blue Note、Will CalhounとStanley Jordanのユニットによる演奏です。あえて初日の1st stageを観に行ってまいりました。かっこよかったです!


Calhounは、自分が敬愛して止まないLIVING COLOURのスーパードラマー、Jordanは、かの有名なタッピングギターの鬼才。いやがおうにも気分は盛り上がります。早速機材チェック。


Calhounのセット。ツーバス(しかも、径が異なり、サブの方はフロアタムばりに小さい)、2タム+フロアタム、比較的浅い胴のスネア、クラッシュ3枚、ライド1枚に、小さめのチャイナが1つ。あと横に、小皿を3枚重ねたようなスプラッシュセット。でもフロントには、rolandと思われるパーカッションパッド、またそこから出ているシールドに、何とマルチエフェクターとワーミーが繋がれています。また、ドラムセットの横には、YAMAHAの同期マシン。


Jordanは、至ってシンプル。エフェクトは卓に任せて、基本はライン直。ギターはブランド不明でしたが、スルーネックのカーボングラファイト(statusのように折柄が見えるもの)でした。


同期モノと使いながらの演奏も面白かったし、地力によるスーパードラムソロも、参りまいた。また、calhounは最近ブラジルに短期滞在しvoodooドラムなるパーカッションを習得して行っていたそうな。その演奏の披露もありましたが、さすが。アイデアにあふれる演奏で、全く飽きがきませんでした。


Jordanは相変わらず、冗談のような(汗)タッピング。タッピングの性質上、表現方式はキーボードライクなものと思ってましたが、明らかにギターならではの表現がちりばめられ、技術とハートがバランスされた見事な演奏でした。


あと、特筆すべきはトランペッター、Corey Wilkesの演奏。是非、ソロアルバムも聞いてみたいと思える見事なものでした。エフェクトも上手く使いこなし、次代のトランペッターという印象でした。


久しぶりのライブ観賞、やっぱりライブは良いなと思いました。


余談、というか、実はこれを一番言いたかったのですが、ライブ終了後、Will Calhounご本人とお話する機会を得ました。世間話をしたのち、一番聞きたかった質問をしました。「LIVING COLOURはどうした?」と聞いたら、「いまレコーディングをやってる。来年2月には新作をリリースできると思うよ」とのこと。「日本に来る?」「もちろん、必ず来るさ!」、そういってました。Great, amazing!と言いつつ、固い握手をして帰路に着きました。今から来年が楽しみでなりません。待ち遠しい、LIVING COLOUR!