■Fender '76 JAZZ BASS プチmodify構想 | ベーシストとエフェクター

■Fender '76 JAZZ BASS プチmodify構想


FENDER_JB_TCT_mod

現在、フレッテッドのメイン機、STATUS GRAPHITE STEALTH-2 6st HEADLESSがリペア中(実は回路解析の結果、プリ交換にあたっての問題が発覚し、対策検討中)で、まだ手元にありませんので、最近はもっぱらStingRayJBを弾く機会が多くなっています。中でも、先日Villex PUを載せたばかりのJBは、良く弾いてます。


Villexを搭載したことによって、以前と比べてパッシブサウンドが格段に良くなったことは以前にもお伝えした通りです。Villex搭載前(普及型 Duncan PU)の場合は、演奏しながらパッシブ/アクティブ(TCT on)の切替をすると、パッシブにした瞬間にちょっとガッカリ(汗)するような印象があり、結果的に常時TCTをonした状態でしか使えなかったのが実情。一方、アンプにつながない状態の生鳴りサウンドは、76年モノらしく、30年に及ぶ生活環境下でのシーズニングを経た、貫禄の枯れ感と芯のあるサウンドであるため、パッシブサウンドが悪いはずもなく(実際に購入の決め手となったのは、プレイアビリティとTCTサウンド、そしてこの生音だった)、これを1つの契機としてPU換装に踏み切った訳です。


ところがPUを換装した後は、弾き込めば弾き込むほど、パッシブサウンドの方が心地よくなり、これをもっと良くするような手立てはないものか、と考え始めています。(アンプ直でTCTをonにすると、逆に今では低域がブーミーな印象になってしまうものの、dbxコンプを間に入れた場合は、TCTのローを上げてあげるとめちゃめちゃ気持ちの良い"例のあのサウンド"になるので、TCTはTCTで捨てがたい。)ベースとなっているFender '76 JBが元々完全なオリジナルではなくTCT modだったこともあり、木部加工は別として、部品交換を中心としたモディファイに対する心理的障壁がとても低くなっている次第です。 とりあえず、オリジナルではない部分、そして、手を入れることによってもっと良くなりそうと思いを馳せている部分を整理すると、こんな感じです。


<ノンオリジナル部分>


・PU(Villex換装)
・プリ(TCT搭載)
・Toneポット&プリ配線(TCT搭載のため)
・ジャック(TCT搭載のためswitchcraftステレオ化)
・サイドジャック化
・ノブ(alco換装)
・ブリッジ(BADDASⅡ換装)


<改善余地のありそうな部分>


・配線
(例えば、手持ちのmid '40s GAVITT単線&撚線やBELDEN #8503を使って、ポット間~ジャックまでを全て再結線。)
・Volポット
(TCTのベースポットのプルスイッチでプリをトゥルーバイパスできるだけではもったいないので、Volポッドもフルテン時にトゥルーバイパスになるタイプのものに換装。)


夢は膨らむばかりです。困ったものです(汗)