■モレリア AS/MORELIA AS | ベーシストとエフェクター

■モレリア AS/MORELIA AS

MORELIA_AS


音楽とは全くの畑違いですが、フットサルシューズのお話。


自分の好みに合う人工芝フットサル用の良いシューズはないものかとずっと探していて、最終的にコレにしました。MIZUNO MORELIA AS。モレリアシリーズの特徴は、上質なカンガルーレザー使用で、履けば履くほど足に馴染んでくること、素足感覚でボールを感じ操ることができること、そして、軽量であること。ブラジル人フットボーラーが求める靴を具現化する、というのがモレリアのコンセプトです。


このモレリアASは、基本的にスパイクバージョンのモレリアⅡとアッパー部分は全く同様の作り。トレーニングシューズは、ほとんど全てと言って良いほど、同シリーズのスパイクよりも幅広に作ってあります。長時間使用すると小指の爪あたりが悲鳴を上げるくらいのタイトフィットが好きな自分としては、これがどうしてもイヤだった。で、いろんなものを試した結果たどり着いたのがこのモレリアAS。モレリアの前に、ちょっとだけプーマのメキシコTTという、パラメヒコのトレシューバージョンを試したことがあるのですが、パラメヒコとは似て非なるフィット感と、「made in japan」だったものが、現行版から「made in china」となったことがどうしても許せず、手放してしまいました。


今回買ったモレリアは、1サイズ小さいものを買って、足に馴染ませようと思って週末2時間×2日履きました。ちょっとずつフィット感が増してきましたが、まだ足は相当痛いです。でもまあ、この調子だと来週あたりには、かなり馴染んでくるのでは、と思っています。ただ心配ごとも2つほど。素足感覚を重視する反面、アッパーが相当薄いので、雨天で酷使するとすぐに穴が開きそう。あと人工芝でのグリップが相当なもので、クイックターンでも滑ることはないのではと思うくらいですが、グリップ重視でソールが異常に粘着性の柔らかいゴムで作ってあるため、ほんの2日使っただけでかかとの外側がちょっと減ってしまいました。足に馴染んできたら、それ以降は、ここぞというときだけの使用にとどめないと、すぐにダメになりそうです。トレシューのカテゴリーでは最高級品の一角に入るものなので、大事に使いたいと思っています。


それにしても、「形から入る」、「妙なホンモノ指向」という点は、ベース選びと共通しているような気がします。トレシューは、カンガルーレザー/ローテク系のモレリアと、マイクロファイバー繊維/ハイテク系のプーマ3.06、なんだかStingRayとSTATUS STEALTHに共通するものを感じずにはいられません(笑)