■STEALTH-2のために「ギター用」GIGケースを買いました | ベーシストとエフェクター

■STEALTH-2のために「ギター用」GIGケースを買いました


STEALTH_ESP_case


StingRayを買ったため、どうしても最近は6弦の方がおざなりになってましたが、一応ちゃんとSTEALTHROSCOEも弾くようにしています。今回は諸般の事情でSTEALTH用「ベース用」ではなく、「ギター用」のギグケースを買ってあげました。


STEALTHではバリバリにシンセを使うので、GKピックアップを取り付けていますが、STEALTHはヘッドレスであるため、GKピックアップが想定している取り付け方法に従うと、本体側のコントロール部(vol、bal、イコなど)が隠れてしまって操作できなくなったり、入力ジャックに干渉して挿せなくなったり、チューニングができなくなったり、純正ハードケースに収まらなくなったり、といういろいろな制約が出ます。ということで、以前ご紹介した通り、ボディの下・中央辺りに、いささかはみ出し気味にコントローラー部を両面テープで直接接着する、という取り付けをしていました。しかしながら、座って使うと、腿に突起部分が食い込んで痛い、というのと、ちょっと演奏姿勢を変えるだけで、コントローラーに余計な負荷をかけてしまい、上部のカバーが外れる、ということも頻繁にあり、抜本対策が必要だとはずっと思ってました。


そんなとき、たまたま他のベースの外出用にMooradianみたいなギグが1つ欲しいということで検討していて、ギグケースであればGKピックアップのコントローラーを金具を使って普通に取り付ける程度の容積増なら十分ケースに収まるな、でも、ヘッドレスのベースで収まりの良いギグバッグなんてあるんだろうか・・・ と思案しつつ、ひょっとするとヘッドレスベースの全長ってギターと変わらないんじゃないか、と思って調べてみた。そしたら、STEALTHの全長はチューナー部分も含めて約99cm、まさにストラトタイプなどのギターとほとんど変わりません。それならギター用のギグバックを使ってみよう、ということでベース用ではなく、ギター用のギグバッグを選択しました。


コストパフォーマンスと性能・使い勝手なども総合的に勘案し、以前から(ベース用が)欲しいなと思っていたESPの肉厚ウレタンのギター用ギグを買いました。かなり厚手のウレタンと丈夫なナイロン、そして持ち手や肩掛け、ファスナー等の細かい部分も手抜きがなく、開口部のファスナーの内側や底辺部分にもしっかりとウレタンが張り巡らされていて、ファスナーを締めても、ファスナーと楽器がすれて傷がつく等のことを心配しなくてもよい、しっかりとした作り込み、シンセ本体(GR-20)やケーブル類などが難なくすっぽり入る大型ポケット、使う側に立った配慮がいろいろと感じられる、細部まで行き届いている点がとても気に入っています。


STEALTHをいれると、写真のような感じになります。オーダーメイドのような完璧なフィッティング。ESPのギターケースを背負う姿、中にカーボングラファイト製のヘッドレスベースが入ってると思う人は多分いないでしょう。6弦なので、ケースから出してもギターだと思い続ける人も多いんでしょうね。どうでもいいけど・・・ いずれにしても、ESPギグ、ちょっと値が張りますが、Mooradianと比しても遜色のないちゃんとしたギグケースだと思います。