ピック : Jim Dunlop stubby 1.5mm | ベーシストとエフェクター

ピック : Jim Dunlop stubby 1.5mm

今日はちょっと趣向を変えて、ピックのお話をしたいと思います。

ベースって、いろいろな奏法がありますよね。自分は、まず入り口は、いわゆる「指弾き」(2フィンガー)でした。そこから、見よう見まねで「チョッパー/スラップ」をはじめ、コントラバス・チェロでは「弓弾き」・・・ といったところで、ずっとやってました。なので、つい最近まで「ピック」で弾く、ということをしたことがありませんでした。

でも、①サムベースとの出会い、②ロックとのめぐり合わせがあり、それこそ「30の手習い」でピックと向き合うことになりました。

①のサムベースは、単純にピックで弾くと、とてつもなく良い音がするから。これは、いろいろな要素があるのですが、

・極力ブリッジ寄りで弾く
・比較的テンションの高い弦(自分的にはダダリオ等)を使う
・指で強く曲げようとすると、曲がるか曲がらないかくらいの固めのピックを使う

これらが合わさると、めちゃめちゃ良い音がします。

②のロックというのは、8ビートロックは、やっぱりピックがカッコいい、という単純なもので、自分のプレイの幅を広げる意味でも、ピックにチャレンジしてみよう、ということで練習を開始しました。

これが結構大変でした。指やスラップで簡単にできることが、ピックでやろうとすると全然できないんです。これには参りました。ピック弾きを甘く見ていたようです。手持ちのピックで一生懸命練習して、ようやく何とか形になりました。

次に、いよいよピック選びです。主なポイントは「質感」「しなり具合」「音色」。楽器店で15枚くらい買い込んで、試しまくりました。(楽器店で試すことが出来ないのが痛いですね・・・)その中から自分が選択したのが、

○Jim Dunlop stubby 1.5mm厚

まず、形。ベースで弾くときは、親・人差し・中の3本の指でしっかりとホールドできることが重要。このstubbyはセンターにくぼみがあるので、そこに親指を固定することができ、ホールド感が良い、というメリットがあります。質感も、ハードな樹脂を使っていて、弦にピックが当たる瞬間のカチッという音がしょぼくなり過ぎず、良い感じです。あと、しなり具合。指でギュッってすると、曲がるか曲がらないかくらいの硬さ。2.0mmは全くしならないので弾いていると手が痛くなる。1.0mmはしなり過ぎて、ゴリッとした弾き心地にならない。ということで、1.5mmがベストな厚み。そんな感じで、今、ピックは、これを愛用しています。

でも、本当は1.3mm厚くらいがいいんですよね。でもそんなものはないので、1.5mm厚のやつを手当たり次第に触って、一番薄そうなヤツを選んでます。(だからってホントに薄い訳ではなく、気持ちの問題でしょうけどね・・・)ベーシストには、オススメのピックです。是非、一度お試しください。