こんにちは。
一旦緩んだ寒気がまたまた厳しさを増し、つべたい風がひときわ堪える者です。
昨日は3ヶ月振りにスーパードクターのクリニックを訪れ、ブロック注射を打ってもらってきました。「長旅」の往き帰り、電車の中は暖かいけど、外はしこたま寒かった。「関東程度の寒さでガタガタ言うな!」とお叱りを受けそう。
録り溜め状態のドラマは見るのが追い付かず、「超常現象ネタ番組」は突っ込む気力がない、って他になんかないのかいっ(笑)。
去年は再び釣行回数が減ってしまったけど、今年は気合を入れよう、と自らを鼓舞すべくささやかな「お年玉」として釣具を購入しやした。ついでにビンボー釣具遍歴を一昨年から反芻してみます。
通ってた釣り場の状態が年々悪くなり、震災以来ガクンとペースの落ちた釣行。3年前まではほとんど釣りに出ないような年が続いてました。
一昨年、オイラのクロダイ釣りの師匠(バス釣りではオイラの弟子)の誘いに応じて、江戸川放水路でのクロダイ釣りへ。カニエサのウキを使わない(本来の意味での)フカセ釣り。
まさしく平成ジャンプの昭和の磯竿に、数年前に買ったパチモンチヌリール「YOMORES 益超筏釣」(中華製、シマノ「セイハコウ」のコピー)を据えてやっておりました。が、このリール、ラインキャパは結構あるのに、レベルワインダーが付いてない。ゆえにスプールに巻き取られたラインがとんでもなく不安定なんである(シマノのオリジナルもそうなのかな?)。
で、師匠が使ってるチヌリールは、と見ればこれにはちゃんとレベルワインダーが備わってる。ふむ。訊いたらやはり中華製で高いものではないとのこと。
で、Amazonで探してポチっとな。同じようなタイプの中で良さげなのをチョイスしたら、師匠が使ってるのと同じ製品だと後で分かった。
↑左がセイハコウのパチモン。右がリリーフしたレベルワインダー付きのチヌリール「Wellvie筏」。
駄菓子菓子、コイツはリールフットが短く、それを手の指の股に挟んだ形で竿を持つことが叶わない。オイラにはしこったま使い勝手が悪くすぐベンチに下がることとなった。
で、見た目も使い勝手も普通にベイトリールなシマノの「チヌマチック1001XT」を購入↓
実はね、新品じゃなくてもいいや、と思い近くのタックルベリーへ行ったら、値段で3機種に分かれているうちで欲しかった真ん中のがないの。そもそも白いボディが好きでない高いヤツは中古でも高い(笑)。結局新品で真ん中のを。
そして「平成ジャンプ」磯竿の穂先を折ったとき、高いものではないけれど33年振りに磯竿(シマノ「ラディックス2号53」)も購入↓
そしたらこれがまた下ろしてすぐに穂先を折り入院(修理)。マヌケなオイラはしばらくまた補修した平成ジャンプの竿を振ってました。
さてさて、江戸川放水路では、カニエサのフカセ釣りだけでなく、ルアーでチヌを狙ってるアングラーもいて、時折り釣り上げているところも見かける。また、カニエサにシーバス(スズキ)が食ってきたりもする。
ならルアーでも狙ってみようか、とソルト用のベイトロッドをポチっとニャ。
高いのは買いません。ダイワ「ラテオ」89MLB。まだ下ろしてない…。
ところがギッチョン、去年はクロダイの師匠が山での滑落で腰を傷め、釣りを休業。オイラは単独でバス釣りに6回出たのみでした。
そんな年の暮れ、Amazonを覗いていると、日本国内では売られてないダイワのベイトリール「ミリオネアクラシック」(もちろんmade in China)というのが目に止まった。
カッコいい!その名のとおり古臭いデザインだし、(以前にも書いたように)スペック的に今日びのアングラーは目もくれないようなブツだろう。でも欲しくなってしまった。
Amazonのマーケットプレイスは日本人でない業者ばかりで、問い合わせをしても埒が開かない。しかたなくYahoo!ショッピング内の日本の出店でポチッと。そしたら誤って番手のデカい方(UTD300L)を発注しちまった(商品ページがいい加減なのね、並行輸入品だから。出処おんなじのデータをコピーして貼り付けてやがるんで。しかも小さいサイズ(250L)の方が値段が高かったというトラップ付きだった。クソっ!)。
ブツが届いてから気が付いて、差額払うから交換してもらえないかと尋ねたら「ダメ」。この店では二度と買うまい、と固く心に決めました(爆笑)。
手にしてみれば、やはりちゃちい。昭和の、というか1970年代の製品そのもののような作りである。組まれた筐体(っていうのかな?)には見事な隙間。どういう精度なんだか。そしてデカいから重い。クラッチを切ってもスプールの回転はとんでもなく悪い。
とりあえずカップを外し中を見れば、案の貞子あちこちグリスでネチョネチョ。この辺り中華製Abuとおんなじである。綿棒で拭き取り、パーツクリーナーで洗い、オイルを注した。さて、こんなにも重くてラインキャパがデカいとルアー釣りには向いてないよな。船に乗って深場のジギングなんてオイラはやらないし(ダイワの1977年のカタログには重さも含め同等のサイズのミリオネア5000が「ルアーフィッシング向け」などと恭しく掲載されてたもんだけどw)。使い途あるかしらん。
話はテレスコピック、もとい振出しに戻りまして(釣り師にしか分からんって)、今年はも少し釣りに励もうと、先日ちゃんとした(笑)新しいリールを購入いたしました。
まず、上州屋の「在庫処分40%オフ」ってな広告に釣られて行ってはみたが、欲しいブツは…ガラスケースの中にはなかった。ベイトリールについては欲しいのよりギア比の高いのしかなく、スピニングについては来月新製品が出るくらいのシリーズだから、在庫はまるでなし。
で、色々通販の問題は言われてますけどまたまたAmazonでポチッとな。
シマノ「21スコーピオンDC151HG」。初めてDC搭載機を買ってみました。さすがにアンタレスやメタニウムは買えませんので、この辺りを。とうとうスコーピオンも赤くなくなっちゃったのね。既に3年前のモデルだけど。
もひとつがやはり型落ち、4年前のモデル。
シマノ「20ツインパワーC3000MHG」。
オイラにとって、36年前に買ったレバードラグのヤツ以来となるシマノのスピニング。ミラクルジム(=王様=村田基)がどんなに推してもステラなんてとてもとてもですから、やはりこの辺で。
「乞食が馬買ってどうする」とはオフクロがよく口にしていた田舎の戒め。
分不相応なものに手を出してはいけません。と納得しよう(涙)。
早く暖かくならないかな〜。昔は厳寒期にも出撃してたんだけど。