「本当にあった㊙︎衝撃ファイル」 | basser-t-0407さんのブログ

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他になあぁ~んにもする事がない時、お立ち寄りください。

おはようございます。


週アタマまで暑かったのに急に厳しく冷え込んでしまい、これは堪えるなぁと素直に感じる者です。


なわけで(どんなわけだっ!)今季五度目の出撃は1バイトノーフィッシュの完敗。レポートにもなりゃしない(涙)。


秋の、というよりは既に冬のような陽気、布団に潜ってテレビを眺めたりして…。




マンネリもひとつの芸風か、としょうもない言い訳しながらまいります。

11月7日テレ東「世界が騒然!本当にあった㊙︎衝撃ファイル【超常現象&戦慄事件SP】」


先週は3時間、今週も2時間半です。そりゃ新ネタ尽くしとはいかないでしょう。でもねぇ…無理して2週続けなくても、濃い内容で1本にしてくれた方が、オイラは嬉しいぞ、いや、オイラだけではない。このテの番組の視聴者は大体オイラのように欠かさず見てるから、既出ネタには敏感だよっ。のっけからブーたれてます(笑)。


いつもならすぐ最初の30分のブロックに入るのに、新ネタらしい殺人事件にサワリとしてか3分も触れる。期待値低い「宇宙人調査隊ハドソンバレーをゆく」がまたしても登場するらしく、その前フリも1分ほど。

続けて既出ネタ「元全日空パイロットのUFO目撃譚」に5分。このネタは前回フジの「何だコレ!?ミステリー」(5月3日放送)で見た(その時は「元民間航空パイロット」として社名は伏せてた)。

このおっちゃん裕福だろうにこのネタで小遣い稼ぎしてるな…ん?何か談話の映像が前の時のと妙に似てないか。まさか製作会社が同一の使い回しか?1985年のこの事件、目撃多数で、写真掲載の新聞報道もあったらしい。火球、あるいは韓国(北朝鮮もありか)のロケットかもしれないが、真相は藪の中。空の話だけどw

それをオイオイと眺めていると、これまた再放送ネタ、「片翼のエンジン2基が吹っ飛ぶ衝撃的アクシデントから墜落を免れた航空機」の再現ドラマ。

うぅ〜む、まるで15倍くらいに希釈しちゃったカルピスを飲んでる気分である。でありますからして、過度な期待は抱かずにまいりませう。


では「超常現象映像」。表示のないものは撮影日時不明でし。


アメリカ・フロリダ州、「太陽の上で輝く丸い光」

金星でもない、とのことですが、解析なし。何でしょうねこれ。


2020年4月イギリス、「池の水面に出現した白い影」

フードを被った幽霊?宇宙人?半透明で透けてるのが気になりますね。フェイクかな。


2018年1月インド、「交差点を走り抜ける無人のバイク」

昔、アクシデントでライダーが落っこちたバイクが無人で相当長い距離(数キロ)を走り続ける映像を見たことがある。これもそれかな?


2020年6月場所不明「自宅の地下室で起きる怪現象」

撮影者が話しているのは英語。たいそう立派な地下室で、ドラムセットやギターがあったりする。スタジオとして使用か。「他には誰もいない」とか「イタズラではない」とか、こういうのは撮影者の主張だけが拠り所だもんねぇ。壁に掛かった絵が落ちるとかシンバルの音だけでなく、ギターが勝手にメロディを奏でたらインパクト強かったんだけど…無理か。


2022年11月イギリス、「霧の中を歩く不思議な人影」

霧の山中背中に太陽。今回唯一登場の科学者の解説では「ブロッケン現象」とのこと。なっつかしー。小坊の頃読んだ「世界の謎と不思議」みたいな本で紹介されてたっけ。今の子供たちは知らないのかなぁ。


2016年トルコ、「深夜の路上に現れた奇妙な銀色の…」

これはCGでしょう。その物体の影の写り方が変だし、背景との境目も不自然。


2019年12月アメリカ、「光となって消えた男」

既出ネタ。「監視カメラ映像」が異変の前で静止するあたりが全てでしょう。「オカルト編集者」とかいうネェちゃんの「アブダクションの瞬間」だという「解説」にゲンナリ。だいたい「オカルト編集者」って何だよ。「オカルト『誌』編集者」ならまだしも。かつての矢追純一の肩書き「UFOディレクター」みたいなもんか(爆笑)。


そして高らかに流れる「SWATのテーマ(=川口浩探検隊のテーマ)」、宇宙人捜索隊の「ハドソンバレーレポート」(第二弾、あれ三弾かな?どーでもいいや)である。

例によって、出て来る「証言者」たちの「体験」がいつのことなのかは明らかでない。ぶっつけのルポのはずがカット割りもしっかりしてて、証言も淀みない。素晴らしいディレクションである(笑)。

今回はまず、森ん中に1人で暮らすコンタクティBBAの証言に基づき、BBAが不思議なエネルギーを感じるという場所で宇宙人との交信を試みるという。磁気が乱れるとブザーが鳴るREMポッドとかいう機械を据えて、夜を迎えた。これがね、何ちゅうかコックリさんみたいで。地球外生命体とのコンタクトというよりは降霊会…。

どっと脱力。さらには前回のルポで登場した母娘(ババアと中年)の家を再び訪ね、「ポータル」(宇宙人の「どこでもドア」みたいなものらしい)とやらを突きとめる、いうネタに持ち込む。

ここでもREMポッド登場。まぁただブーブー鳴るだけ。一同は家の中で目に見えぬ何かに身体を触られたのなんのと大騒ぎしておしまい。ポルターガイストかってw

そして次回の「予告編」か、この地にはあるはずのない遺跡から出てきたあるはずのない遺物とやらにチョロッと触れ、「宇宙人捜索隊の調査はこれからも続く」なのであった。

最後のブロックは残酷な殺人事件のルポ。この番組のこの妙な構成って何なんでしょうね…。