今季3度目。 | basser-t-0407さんのブログ

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こんばんは。


急にまた夏日が来たりしたので、またポンコツは調子狂ってしまうな、まずいなぁと思う者です。


朝夕冷えるのに昼は「エアコン要るんでない?」みたいな陽気が続いていますね。

そんな中、勤務形態の都合で出勤しなくてよくなったこの前の水曜日に今季3回目の出撃をいたしました。


例によって朝マヅメを狙い、3時半に起き出し利根川へ。

5時過ぎにスタート。平日なので貸切状態。風も強くなく、トップからいけべえ、と前回結んだままのケンクラフト(上州屋オリジナル)「バスパー」から。

投げてはドッグウォーク、少しずつ移動、を繰り返します。開始から20分ほどで、テトラ帯下流側の端まできました。その更に下流側はワンドになっていますが、水深はないところ。その辺りの表層で盛んにベイトを追ってる魚あり。

岸に平行に投げ、ドッグウォークさせること数投目、ほぼ岸際、足下から5メートルほどの距離でバホッ!竿を立てるとしっかり乗ってくれました。結構重いし、かなり走る。竿のしなりでしのいでいると、ヒラを打った時にラージでもスモールでもない銀の魚体。おぉ、シーバス

慎重に寄せてランディングしたらば、55cmのフッコでした。

「シーバス」って呼称は便利で、スズキと呼べない大きさの獲物の場合でも胸を張れる(笑)。クロダイの場合で本来西日本での呼称である「チヌ」もそう。ちっちゃくても「チヌでし」って、関東人は自らを慰めるw

釣りをされる方には言うまでもない、セイゴ(〜40cm)、フッコ(〜70cm)、スズキ(70cm〜)。

チンチン(〜30cm)、カイズ(〜40cm)、クロダイ(40cm〜)、です。

このフッコを連れて来てくれたバスパー、ひと頃上州屋じゃワゴンで投げ売りしてた。ケンクラフトのルアー、柔モノは釣れるものもあったんだけど、オイラが何種類か持ってるハードプラグには、バスパー以外に結果を出したものがない(バスパーはハマったとき3本連続して釣れたこともある)。「千夜釣行」が終了してもう20年以上。ロッドやリールも含め、ケンクラフトブランドって、今もあるのかなぁ。

このバスパー、バカにしたもんじゃないですよ。Pop-Xに出なくてもこれに出ることもあるんだから。頭デッカチのマンガチックで独特なデザインが敬遠されるのかもしれないけど、そのカップ(口)の大きさに比例するポップ音が効くこともある、ってことでしょう。


さてその後、釣り場は沈黙。プラグからグラブに変えてもバイトがないので、スタートから3時間をもって撤収しました。

釣果がないと気力は削がれ、釣りへの意欲も萎みます。大したことない釣果であっても魚に出会えれば、「よし、また来よう」という気にもなろうってもんでして。

そうすると、普段なら開きもせずゴミ箱行きの、Amazonからこれでもかーこれでもかーと来る「ご案内メール」を開けてみたりする。


「釣り をお探しですか?」


例えばリールを検索・チェックしたりして足跡を残すと…



こういうヤツが届く。興味をもってメールに反応し商品をクリックしたりすると、しばらくしてまた似たようなメールが…。エンドレスなんである(笑)。

あ、上の画像の赤マル青マルは、オイラが描き加えたものです。同じ商品なのにマーケットプレイス(出店)によって値段が違ってたりするのね。それぞれ同じ色で囲った同士が同じ商品です。これが掲示されている同一商品の全てではなく、価格差はかなりのものであったりするからこれまた始末が悪い。

青マルの中華製Abu、オイラが一昨年暮れにポチった商品。ここにある2つの出店での価格差は3,000円そこらだけど、もっと高い出店もあるし、Amazonでない通販サイトではさらにずっと高く売ってる店もある。下手すりゃあ最安値の倍以上だったりもするのでし。みな並行輸入で保証書なしという扱いは一緒だよ。ひでぇショーバイ。


さて、赤マルの方。何故か日本国内では販売されていないDaiwaの「ミリオネアクラシックUTD」とかいうベイトリール。これがね、オイラにはとっても魅力的に映った。

…1990年代の第三次バスブームの最中、ダイワはベイトリール戦線でちょっと、いやおっきくしくじった(「左ハンドル専用モデル」のアレねw)。当時のShimanoは完全リバースモデルが順調、アンタレスのような高級機もかなり売れていたようである。

Abuのアンバサダーを筆頭とするタイコ型ベイトリールの人気も根強く、シマノのカルカッタシリーズも売れ、RYOBIのバリウスも評判がよかった(リョービが釣具から撤退したのは残念。ブランド名だけ上州屋に残されたけど…ね)。

負けちゃおれんと(絶対思っていたはずの)ダイワ、かつての名機(なのだそう)ミリオネアの名を冠した丸型ベイトリールをリリース。多分、いいリールだったんだと思います、持ってないから分からんけど。例によって左ハンドルを最初からは出さないし、金を基調にしたカラーリングもオイラの好みではなかった。

そんなこんなで、7年前に「SSAIR8.1」というのをバーゲンで買うまで、オイラはダイワのベイトリールを手にすることがなかったのでした…。


そんなオイラの目をひいた「ミリオネアクラシック」、見るからにシンプルなデザイン、色もただ真っ黒。いや、これはカッチョええ。おそらく、スペック厨のバサーが見向きもしない古臭い作りであろうことも察せられる匂いがプンプンするのである。

値段もね、やっすいのですよ。出店によってのばらつきが中華製Abuと同様ヒドいんだけど、買って失敗してもまぁ惜しくないくらいの感じ。

でまぁ、Amazonでの出店をチェックすると、商品の画像や説明のデータがみぃんな同じなのね。取扱店を異にしていても、みな出処が同じデータを掲げてる。おそらく出店者はみな日本人ではないだろう。

で、商品説明で一番気になっている点を問い合わせた。

↓オイラの問いとそれに対する答えがこれ。

役に立つ訳ねーだろっ!

翻訳ソフトかなんかを使ってるんだろうけど、あんまりの回答に失笑である。

釣り師ならば言わずもがな、ベイトリールはスピニングリールと違い、ハンドルをボディの逆側に付け替えることはできないんである。

懲りないオイラは、別の出店に同様のことを問い合わせた。その答えは↓

(「大アマゾンの半魚人」というのはAmazonでのオイラのハンネでし)。

どーしたもんじゃろねー。ポチって右ハンドルが届いて「これぢゃないっ」て返送するのもめんどいし(しかも多分海外発送だろうし)、日本人でないだろうから対応がちゃんとしてるか怪しいし。

ヤフーや楽天のサイトで日本の釣具店がこのリールを出品してたりもするんだけど、これが中華製Abu同様結構ふざけた値段なの。Amazonの出店より10K高かったりする。どうせAmazon同様並行輸入品で保証書なんてないはずなのにねぇ。ひでぇショーバイ。


お金持ちの方からすれば「みみっちい」ことでしょうが、ビンボー釣り師にはいろいろ悩ましいものなのでごぢゃります。